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会社員が「時間のかかるゲーム」をやめたくなる時

 

プレイヤースキルがモノをいうゲームはプレイスキルが落ちた時にやめたくなる

 プレイヤーの腕前がゲームクリアに影響するゲームが好きで、子供の頃からずっとこの手のゲームをやってきた。

 この手のゲームは、ゲームプレイを工夫し、その操作や状況判断を練習し続けて初めてプレイスキルを上げることができる。ただ漠然とプレイしているだけでは、ある程度までしかプレイスキルは上がらず、面白くなくなってしまう。

 筆者は直近だと以下のゲームをプレイしていた。

 

  • 鉄拳7
  • クラッシュロワイヤル
  • フォートナイト
  • MTGA

 

 これらのゲームはだいぶ面白い。人気ぶりからも分かる通り、だいぶ面白い。

 しかし、面白さを味わうためには、上記のようにプレイスキルを上達させる必要がある。

勝てなきゃつまらない

 これらのゲームは勝てなきゃ得るものはないゲームである。負ければただただ時間を失う。

 ゲームに負けた時、その悔しさをバネに勝てる努力ができるかでゲームを続けられるかが決まる。

 あのウメハラ氏も「上達するために十分な時間が使えなきゃゲームをやらない」らしい。

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 自分も「負ける」のは大嫌いだ。

RPGのようにかけた時間がモノをいうゲームは総プレイ時間を見た時にやめたくなる

 一方で「かけた時間が裏切らないゲームジャンル」もある。RPGとかはその筆頭。

 こういうゲームは、クリアするになんの何のプレイスキルも工夫もいらない。時間をかけてレベルを上げれば誰でもできる。

 筆者は直近だと以下のゲームをプレイしていた。

 

  • ブレイブリーデフォルト
  • ドラクエXI

 

この手のゲームは自分が操作しなくても楽しめる 

 これらのゲームは時間さえかければ誰でも成果が出せる。誰でもクリアできるから、プレイした人全員が達成感を味わえる。

 が、これは一方で「誰でもできるから自分がやる必要はなかった」という感想を抱く。

 結局時間をかければクリアできるのだから、例えばyoutubeでプレイ動画を見ても結果は一緒である。

 時間をかけてやろうが、プレイ動画を見ようが、見られるものは一緒。

 なんなら、プレイ動画は「レベル上げ」などのだるい部分を飛ばしたり、倍速再生したりできるので、自分でプレイするより快適だったりする。なんだったら動画投稿者が編集で「だるい部分」をいい感じに早送りやカットしてくれてたりする。ありがたい。

 上記のように、時間をかけずにゲームの結果を手に入れることもできるのに、むしろ時間をかけてやってしまった時に、そのプレイ時間を見て、「貴重な時間をなんでこんなものに。。」と落ち込んでしまう。

会社員がゲームで勝ちを求めるのは難しい

 自分はあえてゲームをやるなら、プレイヤースキルがモノをいうゲームがやりたい。

 しかし、時間と体力の大半を会社に売り渡している会社員はこういうゲームで勝ちを求めるのは難しい。

時間と体力をかけなければ勝てない

 週5で働く会社員は自由に使える時間が限られている。なので、ゲームを自分の満足いくまでプレイするためには工夫をする必要がある。

 もしかしたら「自分に合った目標設定をする」というのは一つの活路か。

 でも結局は勝てなきゃつまらないのでは?と思ってしまう。勝ち以外で自己満足する方法を今の自分は思いつかない。

 

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 ネモ氏もやはり「時間が取れず結果が出ないからやめた」らしい。時間がなくて、勝てなくて辛いなら、やめるらしい。そりゃそうだ。

 

コミュニケーションを伴うゲームには活路がある

会社員はやること自体が楽しいゲームをやる

 ゲームの結果ではなく、「ゲームをやっているその時間自体が楽しい」ものならば、社会人ゲーマーにもやる理由ができる。

 上記の動画でネモ氏が「アルカプのトレモでコンボ練習をすること自体が楽しかった」という発言があったが、結果ではなくやること自体が楽しいゲームならば、時間がない会社員でもやる理由がある。

 そういうゲームの例として以下のゲームが思い浮かんだ。

 

  • ラブレター(ボードゲーム)
  • ゴキブリポーカー(ボードゲーム)
  • ブロックス(ボードゲーム)
  • ペチャリブレ(ボードゲーム)

 

 結局ボードゲームになってしまった。もちろん、ボードゲームも負ければ悔しいが、ゲーム中の対面でのコミュニケーション自体が楽しいので、「負けるくらいなら時間と体力を使ってまでやらなきゃよかった」とは思わない。

 これらのゲームは、一緒にゲームをプレイした人の知らなかった一面を知るきっかけになったりもするので、これにも価値を見ている。

会社員を引退できれば上記の「やめたくなる理由」は消えると予想する

 とはいえ、「勝ちを狙うゲーム」も大好きなのである。

 学生自分はこれに心血を注いだ。だからこそ、時間がない、体力がないを言い訳にしてゲームを続けることはできないのだ。自分にとって「勝ち」が如何に価値あるものか知っているから。

 こういうゲームをやりたければ、会社員は引退するしかない。引退するには金が必要な分あればいい。現時点で会社員を引退できないなら、まずは「貯蓄というゲーム」で勝ちを狙いにいく方がいいか。

 早く引退したいものだ。