*気持ちはわかるんだが、なんだか違和感のある主張
転売はいわゆるコモディティ(商品)投資
さまざまな買い占めによって、「転売は悪」と世間に認知されているが、転売は広い意味でコモディティ投資である。これは投資の世界では昔から普通に行われていること。
一消費者としては欲しい商品が手に入らないのは辛いが、転売が良いか悪いかを消費者が論じてもしょうがない。生産者や販売者が転売を許すか許さないかでしか自体は進展しないと思う。モラルじゃなくて仕組みで解決すべき問題だ。
人を殴っても奪いたい日本のコモディティ
まぁ奪ったのは「嫌がらせのため」らしいが、他の所持品は奪わずに「フージョンアーツ」の発売日にポケモンカードだけを奪うのは怪しい。
遊戯王やポケモンカードなどは、そのゲームをやっていなくても「商品に希少価値があるもの」ということは知れているので、投機の対象になりやすいのだろう。それこそ殴って奪う価値があると思い込む人も出てくるくらいに明らかに「美味しい商品」なのだ。
中国恒大集団を端とする中国不動産バブル崩壊に中国転売ヤーも巻き込まれるか
中国不動産バブル崩壊で中国転売ヤーに簡単に起こることを簡単に予想する。ちなみに、中国転売ヤー以外にも中国などそれに関連する金融商品に投資している転売ヤーもこれに含まれる。
1、中国不動産バブルが崩壊する。
2、中国やそれに関連するいろんな金融資産の価値が下がる。
3、そこに投資をしていた人の資産が減る。
4、手持ちのお金がなくなるので転売ヤーはグッズを仕入れにくくなる。
4、手持ちのお金がなくなるので転売ヤーから高額で商品を買っていた人が商品を買えなくなる。
4、手持ちのお金が少なくなったので転売ヤーは在庫を急いで処分する。
5、転売が利益にならない状況が生まれ、かつ、転売ヤーの軍資金がなくなるので転売ヤーの数が減る。
ただし、これは一時的な現象なので、そのうち転売ヤーは復活すると予想している。日本のコンテンツの価値が下がったわけではなく、単純に転売ヤーと転売商品を買いたい人の懐が寒くなっただけの話なのだから。
今日本のコンテンツが欲しい人がすべきことは恒大集団の行方を見守ること
焦って転売商品を買うのはおすすめしない。恒大集団が経営破綻するか、また、その危機が現実になる寸前で転売ヤーの動きに変化が生まれる可能性が高い。
とりあえず年末くらいまでは欲しい商品を我慢して、中国経済の動向に注目してはどうだろうか。
情報についてはたくさんの人が発信しているが、とりわけ以下のチャンネルがわかりやすいのでおすすめする。