会社員がギターを毎日継続的に弾くのは難しい
ギターを弾くのが好きでも、月曜日から金曜日の時間と体力を売り飛ばしてしまっている会社員がギターを毎日、継続的に弾くのは難しい。ギターを弾くのには時間と体力が必要だからだ。
また自由時間の土日祝日も、なんだかんだ自分以外のことに時間を使わなければならなかったりするので、そこでも時間と体力を持っていかれる。例えば、家事や運動、家族や友達と過ごす時間など、実は結構やることがある。
ギターは毎日弾かないと上手くならないどころか下手になる
指が動かなくなるし、いろんな技術を忘れる。今までできていたことができなくなる。
下手になるとギターを弾くのがつまらなくなって、もっとギターを弾かなくなる。そしたらもっと下手になる。最終的にはギターを売っぱらってやめる。
せっかく楽しいと思える趣味に出会えたのだから、これをやめてしまうのはもったいない。なので、ギターを毎日弾くのが難しい社会人が少しでもギターを弾けるように工夫してみる。
ギターを弾こうとした時に頭をよぎること
部屋に置いてあるギターの近くに行き、ギターを手に取ろうと思った時に頭をよぎる面倒くささがある。
これらを解決しなければ、ギターを弾くことはできない。
ギターを弾く環境を準備する面倒くささ
ギターを弾くにはまず、ギターを弾く準備をしなければならない。
ギターを弾くのに必要な準備は以下の通り。
・ギターを弾く時に座る場所を用意する。
・チューナーを持ってくる。
・楽譜や動画を見るためのPCを用意する。
・バッキングトラックを使うときはPCとアンプを繋ぐ。
上記は最低限の準備な気がするが、それでもギターを弾くまでには結構ハードルがある。
何を練習するか考える面倒くささ
ギターを弾くといっても、やるべきことはたくさんある。
ある曲のコピーを練習するのか、カッティングなどの基礎技術を練習するのか、スケールを覚えるための反復練習をするのかなど、一言で「練習する」といってもその中身はそれぞれ異なる。
ギターを弾く時に、「何を練習すべきか」を考えるのは、頭を使うため体力が持っていかれる。辛い。。
しかし、これをサボってしまっては、ただギターを抱えてダラダラ音を出して終わりになってしまう。これはこれで楽しければ、いいが「上達」はしないので、後に「あんだけギター弾いたのに全然上手くなってない。。」と失望しないように注意したい。
限られた時間の中でやることを決める面倒くささ
練習すべきことはたくさんある。が、時間は限られている。
なので、限られた時間の中で練習すべきことを絞らなければならない。無駄なことはできないのだ。
そのために、ギター上達の目標を決めて、そのために必要なことを洗い出して、その上で「今日やること」を決める。これはめちゃくちゃ面倒くさい。。
[余談]ギターと比べると「テレビゲーム」はだいぶ始めるハードルが低いと思った
「はじめやすさ」で言えば、テレビゲームはすごく楽だと思った。コントローラーを持ってモニタの前に座って、電源ボタンを押せばいい。
また「クリアまでにやること」もゲームが決めてくれているので、特に何も考えずにそれを目指せばいい。
もちろんゲームも「上達」を意識すると、ギターと同じように練習の中身を意識しないといけなくなるが、そうでない場合はダラダラ遊べていい。
ギターもゲームのような手軽さ、わかりやすいクリアへの道筋が用意されていればと思うが、今はまだないので、なるべく自分で用意しければならないのである。
ギターを弾き始めることのハードルを下げる工夫
時間と体力が少ない会社員がギターを弾き始めることのハードルがあることは、上記の通り。ここからはそのハードルをいかに下げるかを考える。
座ればギターが弾けるような環境を作る
こんな環境に憧れる。。
ギターを弾くのに必要なものを全て並べておき、「そこに座ればすぐにギターが始められる環境」を作っておく。
なにを練習するか考えなくて済むようにしておく
ギターを持ってから「今日は何をしようかな」と考えていては時間がもったいない。また、それで思いつかなかった場合は、適当に音を出した後にすぐにやめたくなる。そうであってはならない。
目標は決めておく
練習の目標は決めておく。これはなんでもいい。
練習時間の中に基礎練習を組み込んでおく
練習時間の初めと終わりの10分間くらいで、「基礎練習」をするようにしておく。
この練習の中身はなんでもいい。が、事前にその内容は考えてまとめておく。