- 1日の労働時間は8時間であるという前提を忘れがち
- 「できないものはできない」が通じない人が上司だと辛い
- 「それでも働かなければならない人」と「辞められる人」の違いは所持金の多さ
- 嫌な仕事を嫌々続けざるを得ないのは金を貯められなかった罪とその罰
1日の労働時間は8時間であるという前提を忘れがち
1日8時間を超える分のタスク量を月の労働計画に盛り込むことはできない。
経営者や管理職にとっては、それ以上働かなければならない仕事量があるなどの事情はあると思うが、一般労働者としてはそんなことは知ったことではない。そもそも一般労働者が働くことに集中できるように計画を立てたり、環境を整備するのがこういった役職の仕事だろう。
しかし、そんな風に労働環境を整えている会社は珍しい。少なくとも自分はそんな会社に入れたことはない。大体は一般労働者の気合いと根性とサービス精神を前提に仕事は計画されている。だから1日8時間を超えることが当たり前の職場環境が出来上がる。
「できないものはできない」が通じない人が上司だと辛い
全ての一般労働者が気合いと根性とサービス精神をふんだんに発揮して仕事をするわけではない。
それがわからず、計画のためなら一般労働者の時間と体力をふんだんに使ってもよしとする管理者がいることは本当に嘆かわしい。さらにそれが「一般的」になってしまっている世の中はもっと嘆かわしい。
「それでも働かなければならない人」と「辞められる人」の違いは所持金の多さ
こういう話をすると「嫌ならやめればいい」と返ってくる。もちろんそうさせてもらう。
が、ふと思う。「なぜ、やめられないのか」と。
それは単に「所持金がいくらあるか」が原因だろう。だから最近どこもかしこも「FIRE」を目指しているのかもしれない。
実際金がなくてもやめられるけども、金があれば仕事を安心してやめられる。そして自分の生活に必要な金額が少なければ少ないほど仕事はやめやすい。
嫌な仕事を嫌々続けざるを得ないのは金を貯められなかった罪とその罰
「新築や新車をローンで建てる」、「結婚式に多額の金を使う」など、大金を使っているにもかかわらず、「一般的」とされている無駄遣いがある。
こういうことをやっていると当然金は貯められない。金が貯められないので、当然嫌な仕事もやめられない。
金と自由はトレードオフだ。何かを得るには対価を払わなければならない。
仕事が嫌なら大金を使っている場合じゃなく、むしろそれを貯めて自由を買わなければその地獄からは抜け出せない。
そこに気づけるかどうかが幸せな人生への第一歩だと思った。