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お金を粗末にすると家庭が壊れる

離婚のイラスト「間に挟まれた子供」 | かわいいフリー素材集 いらすとや

両親が不仲だった時の状況を思い出してみた

 仲の良い両親の元で育ったが、自分が中学生だった3年間は両親の仲が悪かったのを覚えている。

 仲が悪かった原因は、おそらく父親の事業が失敗してお金に困っていたからだと思う。

 なぜ事業に失敗したのか、失敗による影響はどの程度だったのかと言うことは、両親が語りたがらないので今も知らない。が、この事業の失敗によって、お金がなくなったばかりか、父親は就職もうまくいかず配達員やタクシー運転手をすることになり、家では内職が当たり前になった。

 この時、両親は頻繁に喧嘩をするようになり、居心地が悪かったのを覚えている。

 

他の人の話も聞いてみた

 彼女の両親が不仲だった頃の話を聞いたことがある。

 彼女の父親は車好きだが収入が低い人間だった。なので車の購入は長期のローンで行っていた。ただでさえ高額な買い物の上、長期ローンを組むのでその分金利もかかる。あまりいい物の買い方ではない。

 当然これは家計を圧迫し、そのことで彼女の両親はよく喧嘩していたらしい。

 

現在お金に困っている人の家庭の話を聞いてみた

 大学在学中に「デキ婚」で2人の子供を作り、就職がうまくいかず、生活費をカードローンと消費者金融で賄った友人の話を最近聞いた。

 お金を借りないと生きていけないとはいえ、生活費を借金で賄っても負債だけが増える。そもそも構造的に家計の収益構造が機能していないわけだから、負債は増え続ける。しかも、カードも消費者金融金利が高い。なので生活しているだけで、生活費以上の金が飛んでいく。最悪の家計である。

 この時、友人の夫婦関係は悪かったらしい。そして今もそんなによくないらしい。

 合計の借金は150万円ほどになり、もう少しで完済できるところまで来ていらしいので、早く完済して夫婦仲良くやって欲しいものだ。

 

お金を粗末にすると家庭が壊れる

 上記の3つのパターンからわかることは、「お金がないと家庭が壊れる」と言うことである。

 お金がないと心に余裕がなくなり、家族と気持ちの良い関係を続けられなくなる。お金がないと、我慢でイライラしたり、将来に希望が持てなかったりするから気分は暗くなるのだろう。

 お金は粗末に扱ってはならない。くだらない買い物を控え、収入以上の買い物はしないようにする。借金などもってのほかだし、自分の今やっている仕事に依存してしまうような家計設計もやめる。これは当然のことだ。

 

お金は貯めておく

 逆に言うと、お金があれば家庭を安定させられる。もちろんそれだけではダメだが、最低限の生活基盤はお金によって作られる。衣食住に困らなければ、それ以外にやることおまけのようなものだ。なんとでもなろう。

 だからお金は貯めておく。不要な不幸を作らないために。