1話5分くらいで見られる「怖い話」
すごく面白かった。
「新耳袋」を見ていた頃以来に怖い話に熱中した
怖い話に熱中したのは高校生の時に新耳袋を見ていた時以来だった。
クールを経るごとに「怖い」から「見た目が気持ち悪い」に路線が変わっていく
これは残念な部分。
第一期と第二期のお話は、「意味がわからない怖さ」、「後味の悪い怖さ」、「救いがない怖さ」を与えてくれたが、第三期は「絵の怖さ」しかなくなっている。
お話で怖がらせるには緻密なネタ作りが必要だが、絵で怖がらせるにはそこまで時間や労力は必要なさそうだと思っている。現にお客さんはいまだに「髪の長い白装束の女」の見た目に怖がっているわけだし。
話のネタが尽きたら見た目で怖がらせてくる手法は、よくあるやり方だが、見た目の怖さには「慣れ」がくる。怖い見た目も見続けていれば何も感じなくなるのである。
多くの「怖い話」作品は、話のネタ切れにより、見た目で怖がらせる方向に流れる。この流れを「怖さの劣化」と呼んでいる。