柔術歴半年になった
この記事を書いてから半年経った。
半年経った今は柔術を楽しんでできている。
できることが増えるとどんどん面白くなる
6ヶ月やっていると、いろんな技を教えてもらう。あと、スパーリングでいろんな技をかけてもらう。
そうやっているうちにできる技が増えていく。
こうなると、スパーリングをやっている中で「何をしていいかわからない時間」がなくなる。常に「どうやって極めまで持っていくか」、「如何に極められないように動くか」ということを考えながら動くようになる。
もちろん初心者なので、想定できる受け攻めのパターンは少ないので、なかなか一本には繋がらないが、それでもこういう「戦う思考」ができていると、「やってる感」が得られるので面白い。
同じような力量の人がいるとより面白くなる
これは柔術に限らず、対戦系のゲーム全般に言えることだが、同じような力量の人と対戦すると面白い。やるかやられるか、ギリギリの戦いができるからだ。
上級者とやっても一方的になす術なくやられるし、入会したての初心者とやっても雑にやっても技がかかってしまってつまらない。もちろん、どちらの人とやってもそれなりに学びはあるのだが、面白くはない。
なのでこれから格闘技を始める人は、なるべく会員が多いジムを選ぶとこの面白さを感じることができる可能性が上がるだろう。
「仮説を立てる」=>「やってみる」の繰り返しでスキルとモチベを上げる
これも柔術に限った話ではないが、上達しなければ「やっていて面白い」と感じるのは難しい。
では上達のためにはどうすればいいか。
それは、「仮説を立てる」=>「やってみる」を繰り返すことだと思う。
例えば、「三角締めを極めたい」と思ったとして、闇雲に三角絞めを狙っても相手がよっぽどの初心者でない限りはすんなりかからない。
ここで「どういう時に三角締めが極まりやすいのか」、「相手にどんな体勢になって貰えば技がかかるのか」など「三角締めを極めるためには何が必要なのか」という問いが生まれる。(はず
それに対して、「相手の重心が前に来ている時にかかるのでは?」、「相手の腕を1本動かない状態になっていれば足が首にかかりやすいのでは?」など仮説を立て、スパーリングでそれを実行する。
これをやるとスキルも上がっていくし、練習やスパーをする目的ができるのでモチベも上がりやすい。
ただ闇雲にやっても疲れるだけなのである。
上達しなさすぎて、今にもやめそうな方には是非とも試していただきたい練習方法である。