- PC版引退勢が『テイルズウィーバー:SecondRun』をやってみた
- PC版『テイルズウィーバー』のプレイ期間
- 2~3日プレイした所感
- 5日くらいプレイした所感
- 8日くらいプレイした所感
- 10日以上プレイした所感
- 不満が溜まってきたのでここで引退
PC版引退勢が『テイルズウィーバー:SecondRun』をやってみた
やってみたので感想をまとめる。
PC版『テイルズウィーバー』のプレイ期間
2004年のクローズドベータテストから2010年くらいまで「サンスルリア」サーバーでプレイしていた。
サービス開始時から「月額2,000円の期間」も経験し、「ランジエ」が実装されたくらいまでプレイして、その後引退した。
「シノプダンジョン」で「ガトリングキャノン」を殴り、その後は「水晶の洞窟」で「クリゴレ」を乱獲、その後2人PTを組んで「ドッペルゲンガーの森」で「ドッペルゲンガー」を殴り、などなど、テンプレの遊びを細々続けて引退時は220レベルくらいだった「マキシミン」。懐かしい。
2~3日プレイした所感
リリース時点(2022/11/21)ではアクシピターメンバーしかいない
PC版『テイルズウィーバー』では主にPKのために「マキシミン」を使っていて、今回も「マキシミン」を使いたかったがまだ出ていない模様。
シャドウアンドアッシュメンバーが実装されるまでは「ミラ」を使うことにした。
「ミラ」の佇まいは昔のまま。
リリース当初にありがちな必須ロケーションに人が溜まる現象
懐かしい光景である。
PC版テイルズウィーバーでも「新エピソード」や「新イベント」が実装されたら、それに関連する場所に多くのプレイヤーが溜まってた。
成長要素は複雑
PC版『テイルズウィーバー』のように、レベルを上げて、ステータスを割り振って、装備を手に入れて、スキルを取得する、という流れではない。
武器とスキルが一緒になってるので、異なるスキルを使いたい場合には画像のように同じような武器をたくさんストックすることになる。
移動は目的地までオート操作になる
もちろん自分で操作して移動することもできる。が、それはあまりに面倒くさい。
一方でオートで移動している様を見るのもつまらない。
PC版『テイルズウィーバー』も移動は苦痛だった(しかも最初は移動速度が遅い)が、これが自動化されるのもなんだかな、と思った。
オート操作で移動している部分は、あまりに退屈なので、寝る前にオート操作を眺めていると眠くなってきて、入眠までの時間が早くなる気がした。
見てると眠たくなる。。
自分の操作と戦闘の結果の因果関係がわからない
現状は「おまかせ」でセットされたスキルを、適当にタップしているだけで戦闘が解決する。
「何をどう使ったからどんなダメージが出て、結果バトルに勝った」という因果関係が全然わからない。
あと、最初から使えるスキルが多すぎる気がする。戦闘では最低で5つもスキルを使う。
さらに、スキルにPC版『テイルズウィーバー』時代のNPCキャラがくっついているが、これはスキルの効果をわかりにくくしていると思う。
「よくわかんないおっさん」NPCキャラにスキル「カードスプレー」がくっついているカードのようなものをセットしてスキルを使う。これは強いのかなんなのかよくわからない。NPCキャラは要らなくない?
きっとスキルの性能違いと、ガチャという商品にぶっこむ上で人型の絵を入れた方が売れやすいんだろう。確かに可愛い娘が写ってる絵はそれだけで売れるのかもしれない。
以下の「SSR」とかついてるのがスキル。
ぱっと見では何がどんな効果かわからない。強いのかどうかもよくわからない。
5日くらいプレイした所感
ストーリーはほぼ全てオート進行できる
画面の「メインストーリー」をタップしてストーリーを選んだら、あとはオート操作で進行してくれる。
PC版『テイルズウィーバー』にあった無数の「面倒くさいお使い」ももちろんオート操作でやってくれる。
基本的にはスマホ端末を持って、画面を眺めてるだけでいい。
MMORPGのクエストといえば、「〜をX個もってこい」みたいなお使いをひたすらこなすだけだが、このゲームも大体同じ。プレイヤーはパシリ。
クエスト進行のためのマップ探索は必要ない
PC版ではマップ探索が結構面倒臭かったが、スマホ版はそこもオート。
PC版ではマップ探索が面倒くさかったけど、スマホ版でオート操作でマップ探索が行われるようになると、むしろPC版での面倒臭さが「ゲームやってる感」につながってたんだなぁと思った。
ほぼ全てがオートで進むゲームでは、「ゲームやってる感」は感じない。
とはいえ、以下の動画で紹介されている、現在のPC版にあるらしい「ひたすら面倒くさいだけのお使い」は絶対にやりたくはない。
こんなんするくらいなら昼寝でもするわ。
戦闘グラフィックは綺麗
スキル演出も派手で、キャラの動きも滑らか。素晴らしい。
マップで雑魚狩りをすることはほとんどなくなった
基本的にはストーリー進行で必要な「お使い」をこなすときだけ、マップの雑魚モンスターを狩る。
システムが色々あって複雑
武器、スキル効果、属性相性、ストックスキルに加えて、「シエンシステム」なるものがある模様。
これ自体は戦闘中に勝手に発動してくれるので、特に考えることはないが、テイルズウィーバーは色々複雑になったなぁと思った。
8日くらいプレイした所感
PC版『テイルズウィーバー』のエピソード1をやっていることに気づいた
ストーリーをプレイしていて、「なんか見覚えのある流れだな」と思ったら、『テイルズウィーバー:SecondRun』のストーリーはPC版『テイルズウィーバー』のエピソード1であることに気づいた。
PC版テイルズウィーバーをプレイしていた当時は「マキシミン」を使用していたので、「ミラ」視点で描かれるチャプター1は初めて見たのですぐわからなかったようだ。
「マキシミン」が無くした宝石を回収しに行く流れあったなぁ〜。
毎日限定ダンジョンをやってみた
2022/11/23時点では、「影の谷の呪い」、「地獄の軍団の逆襲」、「精霊の森」が実装されている。これらは毎日決まった数しかプレイできないコンテンツの模様。
全てのコンテンツは、他のプレイヤーと協力して戦闘をする「共闘」で10分間の時間制限の中で行われる。
「影の谷の呪い」、「地獄の軍団の逆襲」はレベル44以下だと敵にやられてしまうので、それ以上のレベルになってから挑戦すべし。
「精霊の森」はキャラクターのレベルアップに必要な経験値がたくさんもらえるらしい。攻略も22レベル以上の低レベルでも可能。
ナルビクのファイトクラブのマップは健在だがPK機能は未実装
ナルビクのファイトクラブはデスペナルティなしでPKができる機能だったが、『テイルズウィーバー:SecondRun』では2022/11/23時点では実装されていない模様。
まぁ正直、このゲームは格闘ゲームではないので純粋にPKで熱くなるのは変である。
デスペナルティありのPKマップ「ドッペルゲンガーの森」は、そこで沸く敵から得られる経験値が膨大で、レアドロップするアイテムが非常に貴重だったから、「PKされるリスク」を負って挑む価値があった。
純粋にPKだけなら別にやりたくはない。
時間経過や気象効果もちゃんと描かれている
PC版では当たり前のようにその存在は受け入れていたが、スマホゲームでもこれがあるのはすごいと思った。しかもPC版より描画が綺麗に見える。
こういうのはゲームへの没入感を高めるためにはあった方がいいよなぁ。
PC版プレイ当時エピソード1黒い霧の島で苦労したのを思い出す
PC版『テイルズウィーバー』でもクエストの流れは同じで、「島の存在を知る」、「地図を手に入れる」、「地図を解読する」、「島に行く」、「ボスを倒す」という流れを経る。
PC版では各クエストの達成条件が、「モンスターがドロップするアイテムを指定の数持っていくこと」だったので、移動、戦闘、アイテム回収が本当に面倒臭かった。
しかも、それぞれの敵は、それぞれ異なるマップに散っていたので、敵がどこに出てくるかを調べて、実際に移動するのが本当に手間だった。
さらに敵のレベルもまちまちだから、全ての素材を集めるために必要なレベルもそれなりに要求された。
作業がメンドウくさくて、今でも覚えているくらいなので、やっぱり「ゲームやってた感」は強かったわけだが。。
スマホ版はオート進行、かつ、倒すべき敵が1つのマップに収まってくれているので、倒すのが楽。本当にサクサク進む。
PC版では大体1つのチャプターをクリアするのに1ヶ月くらいかかってた印象。
ボスキャラ「チカブム」は当時のグラフィックのままっぽい
なつかしい。
確か「誕生石」を悪いやつに埋め込まれると巨大モンスター化するような設定があったのを思い出した。
最初は無自覚に敵を倒して「誕生石」を集めているが、そのうち「誕生石」を集める必要に気付く的な流れだった気がした。
この光の通路はPC版だと、渡る前に「お手本の順路」が動画で再生されて、プレイヤーが渡るときには見えなくなっているので、「お手本の順路」を暗記する必要があるやつだった。
しかも、「お手本の順路」の踏み外すと最初からやり直させられたので、ちゃんと暗記するか、別窓で攻略サイトを開いている必要があった。
PC版にあったこういう意地悪システムは消え去ってるっぽい。
10日以上プレイした所感
基本的にはお使いの連続
クエスト進行用アイテムの「ラビットテール」がすごく懐かしい。。
これ作るのに相当苦労した思い出がある。
もちろん、『テイルズウィーバー:SecondRun』では一瞬で作れる。
アドセルに侵入する
PC版ではLv35だかの入場制限があったアドセルだが、『テイルズウィーバー:SecondRun』はクエスト進行上、必要になれば普通に入れる。
PC版をプレイしていた当時は、アドセルの店で売っている「妖精の羽」が欲しくて、必死になってseedを貯めていた。
しかし「妖精の羽」は店売りアイテムなので性能はほとんどゴミで、後々捨ててた。。
アドセルの道中に宝箱っぽい物が無数に落ちてたが、開けることはできなかった。。
何かのクエスト用にあるのか?と思ったが、チャプター4ではそんなクエストはなかった。
「蝶の木」を攻略
安定のオート操作で基本的には画面を眺めているだけ。。
最初にもらったSSRの鞭に合わせて、他のスキルも属性を合わせて闇に統一したが、どのスキルも「全体攻撃」スキルだったので、ボス戦や共闘で全然火力が出ないということにここで気づいた。
とはいえ、ボス戦は他のプレイヤーもいるので、その火力に頼ることで普通にクリアできた。
ボスを倒したりなど、重要なシーンでアニメ演出が入っていることに気づいた。
PC版ではこんなのなかったなぁ。
プレイスタイルを評価する機能があるらしい
基本はオート操作なので、プレイヤーの個性なんてあるのか怪しいものだが、画面を見てみると極端なグラフがあった。
闇属性の全体攻撃スキルだけしか持っていなかったのでガチャを引く
水属性のガチャが開催されていたので引いてみた。
「ミラ」のお父さんなる人物が出てきた。そんなのいたのか。
運良く単体攻撃スキルが手に入ったが、フィニッシュスキルは演出が長すぎて、「ボスの攻撃を無効化できる期間」にダメージを入れにくいので使いづらい。。
「特性」はSTRに鬼振りしている
基本的にはやられる前にやるのがMMORPGである。
今のところ特に不自由はしていない。
トルコトゥートゥーはでかい
PC版ではトイプードルくらいのサイズ感だった認識だが、『テイルズウィーバー:SecondRun』ではプレイヤーキャラと同じくらいでかい。
エピソード1チャプター5に突入後に詰む
チャプター5は、ケルベロスを三つ首にするお話。
ライディアで戦う雑魚兵集団にやられる
こちらのレベルは39で相手のレベルは54。これは勝てない。
結局MMORPGはプレイヤーのテクニックではなく、レベルやステータスの数値で問題を解決するゲームなのである。
これは大人しくクエストの要求水準までステータスを強化する必要がある。
詰んだ時点のステータス
そんなにいい装備を持ってるわけじゃない。
当然、ガチャ回して高ランクの装備を買ってくるというのは選択肢には入れていない。
あくまでゲーム内のリソースでクリアしなければゲームをやっている甲斐がない。
なので、ゲームの攻略にはレベル上げが必要。
フィールドでモンスターを倒しても経験値は入らない
真っ先にレベル上げで思いついたのが、その辺を歩いているモンスターを狩ることだ。
たくさん沸いているので範囲攻撃でたくさん倒そうと思ったが、これらを倒しても経験値もアイテムも何もドロップしないことに気づいた。
現状、フィールドのモンスターは、クエストのお題をこなすために殴るだけのモノである。
レベルを上げる選択肢が少ない
現状ではキャラクターのレベルを上げるには以下の方法がある。
「成長の森」は1日1回だが、これは課金石を使えばその上限を増やすことができる。
ここにきてこのゲームの課金フローが見えてきた気がする。
まぁこのレベル上げ制限を他のソシャゲにある「スタミナ」の概念だと思っておけばいいか。
急いでやる必要があるモノでもないし。
早朝はプレイヤーが少なめ
共闘イベントの場に誰もいない。。
もちろん1人では戦えない。。残念。
水属性しか武器が揃っていないので「風の日(月曜日)」はゲームができない
レベルを上げられないとストーリーモードをクリアできないので、レベルを上げられる「曜日クエスト」に参加できないとやることがない。
現状は「火の日(火曜日)」だけまぁまぁの火力が出せる。
パーティー募集はレベルが低いと応募できない
パーティーの募集自体はそれなりに数があるが、応募するにはそれなりにレベルを上げていないと弾かれる。
属性武器もない、入れるパーティーが立たない、という条件が揃うと大人しくアプリを終了する。
もうレベル60超えてくるのか。。
運営が用意したゲームプレイルートから外れるとやることがない
このゲームにおける「やること」はゲーム運営が企画して用意している。
レベルを上げるならここ、アイテムを集めるならここ、ストーリーはここ、など。
それぞれについて一択しかない。
一択しかないので、良くも悪くも、「自分で考えてゲームをする機会」は減った。
また、一択しかないので、それがクリアできないと詰む。(もちろん、お金を使えばクリアできるが。)
現状は集金フェーズなので無課金勢はゲームプレイを待った方がいい
現状は、「ストーリー」をクリアしたりと、ゲームを満足にプレイするためには、課金アイテムを使わなければならない。
これをやっていると、課金しないユーザーがゲームを辞めていくので、そのタイミングでどうせ、「カムバック」だったり「初心者応援」だったりのキャンペーンをやってくる。
また、旧PC版でもあったことだが、レベル上げの難易度が調整されて「200レベルまであっという間!」みたいな仕様変更もどうせ出てくる。
旧PC版は、200レベルまで上げるのにガッツリプレイしても3ヶ月くらいかかったもんだが、今のPC版は1日でできちゃうらしい。
そこまで「今プレイすること」に固執するゲームではないので、今は待ち。
「デバフ大量付与」からの「デバフ取り除きフィニッシュ」の構成ができた
ガチャとイベントで「サポート」と「フィニッシュ」のSSR武器を手に入れた
ついでに、辛かった周回もやった。(とはいえ、戦闘にフル参加しなくても、カウントを進めることができたのでヨシ!)
「スクラッチングストーム」でデバフを付与
1発で2つの水属性物理デバフをつけられるので、相手を早く弱体化させられる。
なお、「スクラッチングストーム」は他の属性の武器にもある模様。なので、どの属性でも同じような戦略ができる。
あと、演出が早く終わるのが良い。
これはDPSに影響する。
「赤い射手の砲撃」でデバフを取り除いて大ダメージを与える
最大5個の水属性デバフを取り除いて、その分だけ火力を上げた攻撃ができる技。
デバフの数でダメージ量が2倍近くに上がる。
5個以上のデバフがのっている時に使うと、アップの演出が入る。
この技の演出はだいぶ長く、派手なので、困る。
こういうのって1回見れば十分なんだよな、と思う。
装備が揃ったのでこれでストーリーを進められる
装備を揃えたおかげで突破できなかったボス戦を突破できた。
もちろん「コンティニュー」はしたけども!
周回イベントに耐えられなかった
周回イベントが始まった
周回するとポイントがもらえて、ポイントをためてアイテムと交換するソシャゲでよくあるアレが始まった。
まぁこれはもちろん大昔のPC版の時からあったんだけども、改めて「時間の価値」を当時より意識するようになった会社員からすると、この手の作業に時間を使うのは辛い。
クリアできない共闘はパーティーで挑めばクリアできる
共闘は、そのエリアに偶然いたプレイヤーと「セッション的」に一緒にやるものだと思っていたが、事前にちゃんと戦力になる味方を集めてパーティーを組んで、常時4人の大勢で共闘に挑めば、これまでクリアできなかった共闘の難易度は結構下がると分かった。
パーティー募集機能がだいぶ便利
特にパーティーの目的をカテゴリで選べるのがいい。
不満が溜まってきたのでここで引退
ここまでやってみて、「時間がとられる割に、あんまり面白くない」と思ったので、ゲームをやめた。
不満点については以下の記事にまとめたので、気になる人は読んでみてほしい。