試合概要
日時:2022/12/18の14時から
ラウンド:1分2ラウンド
体重:72.0kg
結果:ドロー
試合映像
良かった点
試合を通してリラックスして冷静でいられた
正直、この試合よりもプロ選手とのスパーの方がよっぽど怖かった。鼻とか折られるし。
また、大勢に見られている緊張感も感じなかった。(というか、所属ジムのトレーナーにも2ラウンド目まで放置されていたので、実際試合を見てた人がどれだけいたのか不明だが)
相手との距離を一定に保ち続けられた
相手の攻撃が当たらず、こちらの攻撃を当てられる距離を試合を通して保ち続けることができた。
これにより相手の攻撃がクリーンヒットすることはなかった。
悪かった点
初手の相手のパンチの強さにビビって戦略を変えた
当初は「ワンツー」、「左ロー」、「左膝」をメインに接近戦のパワー勝負をしようとしていた。
アマチュアの試合は極端な近距離戦をやった方が戦いやすいし、判定になった際に印象もいい。
さらにこの戦略は練習コストも低いので、「お得」な戦略だった。
しかし、試合開始直後に空振りした相手のパンチを見て、「これ当たったら嫌だな」と思ってしまった。
当たりたくないので近距離には行かず、中遠距離で戦うようにその場でファイトスタイルを修正した。
ファイトスタイルを変えたはいいが、中遠距離で戦う練習なんて全くしていないので、何をすればいいのかわからなくなってしまった。
三日月蹴りを5発以上当ててようやく効かせられた
中遠距離といえば蹴りの距離だが、こちらは蹴りに自信がない。だって練習してないもの。
とりあえず、見様見真似で三日月蹴りを打つことにした。
が、ほとんどまともに練習してこなかった技なので、打ち方が体に染み付いておらず、最初の数発はカスあたりのようになり、相手に効いた感じがしなかった。
2ラウンドの終盤に当たった三日月蹴りでようやく相手が嫌な顔をしたのでパンチでたたみかけたが、ここまでの展開が遅すぎた。
とにかく様子見が長かった
こちらの攻撃が効いてるかどうか、相手はこちらのどんな攻撃に注目しているのか、ということを探りながら戦ってしまったので、こちらが何もしない時間が長かった。
効いていようが効いていまいが関係なしに、こちらの強みを押し付けていれば勝つことができたかもしれない。
中遠距離で戦うことを決めたなら、「三日月蹴り」、「前蹴り」、「右フックからの左ロー」で積極的に攻めるべきだった。距離が掴めていたので、これらの攻撃を打っても反撃はもらわなかったはず。
威力のあるパンチを出せなかった
2ラウンドの終盤に三日月蹴りが効いたので、パンチでまとめようと思ったが、このパンチにも威力がのってなかった。
おそらく、パンチのラッシュを仕掛ける中で「相手が反撃してきたらすぐに後ろに下がれるように重心を高くしていたこと」が原因だと思う。重心が高いと足元が軽いので、バックステップやスウェーがしやすいのである。
次に向けて
攻撃をもらわないスタイルがあっているので徹底する
今回やろうとしていた「近距離で打ち合うスタイル」は自分にはあっていないことがわかった。相手の攻撃が怖くてたまらない。
一方で「三日月蹴り」や「ローキック」で相手を削った後ならば攻めることができたので、相手を削る技をたくさん練習するようにする。
攻めは「三日月蹴り」、「ボディーブロー」、「ローキック」、「膝蹴り」を中心に練習する。
守りは「前蹴り」、「ステップワーク」、「首相撲」を中心に練習する。