2019年末ごろ株式投資デビューをする
「労働して貯金してるだけじゃお金を増やすのは難しい」
おそらく『金持ち父さん 貧乏父さん - アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』をまとめただけの動画をyoutubeで観た。
当時、合計3年くらい働いて150万円くらいの現金を貯めた自分は、この動画に衝撃を受けた。確かに今のペースで年間50万円しか貯められないと、30年働いても1500万円にしかならない。これじゃ全然お金を増やせない。
これじゃ何があっても労働をやめることはできないし、当時は「老後2000万円問題」が盛り上がっていたので、自分のためられるお金の少なさと、お金を貯めるだけの人生にしかならないつまらなさ、に絶望した。
この状況をなんとかしたくて、お金の増やし方をはじめ、お金について勉強した。
そこで株式投資デビューをするに至った。
コロナが発生した頃くらいの暴落した相場でデビュー
デビューといっても最初は投資関連の動画を漁ったり、実際にやっている人の話を聞いたりすることがほとんどで、このタイミングでは実際に投資はしていない。
この頃は、個別の株式銘柄に加え、「種銭を作るための節約」とか「株取引にかかる税金」とか、「増やしたお金をどう使うか」みたいな動画もとにかくたくさん観ていた。
証券会社は適当に『DMM証券』を選択
いつでも投資ができるように、投資をしようと思ったタイミングで証券口座は開設しておいた。
口座はなんとなく『DMM証券』にした。
が、後にこれは失敗だったということを痛感する。
そもそも取引ツールがかなり使いにくいし、投資信託の取扱銘柄も少ない。
あえて使う理由のない証券口座だった。
今見ても使い方がよくわからない画面である。
2020年の秋ごろにNISA口座で120万円分の国内株式を買う
コロナで株式市場が大暴落=>金融緩和で株式高騰の流れの中、2020年の秋頃にNISA口座で120万円分の国内株式を買った。
銘柄は適当に知っている会社にした。
デビュー当時に色々と国内株式の解説動画を観漁ったが、「何がいいのか」、「なんでいいのか」ということはあんまりよくわからなかったので、「その会社の製品をなんとなく知っている」程度の理由で選んだ。
こんな気分でとりあえず買ってみた。
2021年1月から『つみたてNISA』で投資信託デビューする
国内個別株を買ったものの、それを売買をするために、「調べて、買って、値動きを気にする」というサイクルが非常に面倒くさいし、楽しくもなかったので、投資信託を買って持っておく方向にした。
2019年に買ったNISA口座の国内株式は全て売却した
投資信託を買うための種銭にしたかったのと、上記のような「管理コスト」が重いので、すべて手放した。
幸いにも金融緩和のおかげで国内株式はだいぶ値上がっていたので、どの銘柄でも利益が出た。
とはいえ、運用資金も少なかったので、120万円を半年くらい運用して、配当と売買益込みで20万円弱くらいの利益だった。これはNISA口座で買っていたものなので、非課税。
利益は大したことないかもしれないが、損をしなかったので満足。
証券会社は『楽天証券』を選択
『DMM証券』では投資信託が全然買えなかったので、『楽天証券』の口座を作った。
この時に、一気にいろんなサービスを楽天に移動させた。
楽天銀行、楽天カード、楽天証券、楽天モバイル(当時は0円キャンペーンをやってた気がする)を契約した。
『楽天証券』のツールとしての使いやすさと投資信託の取り扱い銘柄の多さに感動した。
投資信託は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を買う
今もずっと買っているやつである。
『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』も魅力的だったが、手数料が安いのと、世界レベルのエリートが過酷な環境で働いているアメリカが投資先としては一番信用できると思ったので、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』にした。
『つみたてNISA』と合わせて毎月15万円くらいを積み立てる
投資信託は「淡々と積み立ててずっと持っておくだけでいい」のだが、それだと退屈なので、以下のように一時期はいろいろ積立額をいじってみたりした。
が、結局意味がなかったので、毎月最低で15万円、余剰が出て気分が乗ったらその分も買う、というスタイルにした。
2023年現在まで『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を買うスタイル
やることは変わらない。
いろいろ目移りしたが、安い手数料で信用できる規模の資金が集まっているファンドは『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』以外になかったので、これを買っている。