「群れのイワシ」になると生きるのが辛くなる

みんなと同じ生き方は辛い

 筆者は兼ねてからそう考えている。誰が言っていたか忘れたが、『「みんなやってること」にノっかることは安心ではあるかもしれないが、決して安全ではない』みたいなことを聞いたことがあるが、本当にその通りだと思っている。

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「流行り」にノるかどうかは参入障壁の高さと市場規模で考える

 筆者は経営者ではないが、ひとりの労働者として市場で自分を売っていかなければならない。この時に、「どの市場で自分を売るか」ということがかなり大事だと思っている。

 短期的には「今流行っている分野」で自分を売るのが効率的だが、中長期的にはそれが仇となる場合もある。中長期的に苦しまないためには、「今流行っている分野」の参入障壁の高さと市場規模をよくみることだと思う。

 「誰でも簡単にできて稼げる仕事」は、参入障壁が低くて中長期的には需要を供給が上回るので、そのうち稼げなくなる。

 「流行ってはいるが市場自体が小さい分野」は「少数の資本を投下できるグループ」が市場を抑えるので、これも稼げなくなる。

 この辺を考えずに目先の金に釣られて飛びつくと、苦労と投資が無駄になり、痛い目に遭う。中国の例は極端でわかりやすい。が、これはどの国でも、どの分野でも共通して起きることだと思っている。

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「流行り」が終わった後の状況を想像して張り込むのが理想

 大事なのは「流行り」にいかに早く乗るか、じゃなくて、「流行り」の残りカスを手に入れることだと思っている。

 例えば、筆者はゲームや漫画が趣味だが「流行りのモノ」をすぐに買うことは絶対にしないようにしている。「流行り」にいち早く飛びついた人がそれを手放すのをじっと待っているのである。だから、筆者は新品で「流行りのモノ」を買っている人を見るとすごく嬉しくなるのである。

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 仕事もこれと同じ発想で、今「需要が加熱している分野」で働く労働者をターゲットにした商売だったり、その分野に労働者が吸い上げられてしまった分野に自分を売るととりあえず職は得やすい。「短期的に爆発的に稼ぐ」のは労働も株式投資も同じくリスクが高い行為なので、どちらもじっくり行けばいいと筆者は思っている。

そういう筆者が「好きなパン」

 食パンかな。おそらく買う人が多いので生産量が多くて、しょっちゅう割引になってるイメージ。まぁ流行りとは違うけど。。

今週のお題「好きなパン」