- 『メルカリ』の発表は「これから頑張るよ!」と言う報告なので安心はできない
- 詐欺対策に『メルカリ』に出品した高額商品は「お客様サポート強化」の具体案が出るまで「公開停止」にしておく
- 「自分は詐欺に遭わない」とタカを括るのが一番ダメ
『メルカリ』の発表は「これから頑張るよ!」と言う報告なので安心はできない
いわゆる「すり替え詐欺」の被害が多発して、SNS上で炎上したため、『メルカリ』の運営がようやく重い腰を上げた模様。が、以下の発表は読んで分かる通り、「これから頑張るよ!」と言う報告なので、「現状は何も変わっていない」と言う認識は必要。『メルカリ』の利用に安心できるのは「具体的にこう言う対応をします!」と言う発表があって、自分がそれに納得してからになる。
2024/11/18 12:00
いつもメルカリをご利用いただき、ありがとうございます。
現在、メルカリのお客さまサポートについて多数のご意見やお問い合わせをいただいております。多くのお客さまにご迷惑、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
いただいたご意見を真摯に受け止め、お客さまに、より安心安全にメルカリをご利用いただけるよう、お客さまサポートの方針と体制の見直し・強化が必要であると考えております。
今後、当事者間で解決が難しいトラブルに対し、お客さまサポートもより関与して早期解決を目指すとともに、不正利用者への対策を強化してまいります。現在、さまざまなケースにおける対応方法および補償の範囲・対象について、見直しを進めております。正しくご利用いただいているお客さまが不利益を被ることがないよう、随時対応をアップデートしてまいりますので、しばらくお待ちください。
お問い合わせへの対応について
現在、お取引についてお困りごとがあるお客さまは、ヘルプセンターから、対象の取引とお困りごとの内容を選択の上、お問い合わせください。調査や手続きにお時間をいただく可能性がございますが、 順次対応・回答させていただきます。
出典:
https://jp.mercari.com/notifications/news/2664
詐欺対策に『メルカリ』に出品した高額商品は「お客様サポート強化」の具体案が出るまで「公開停止」にしておく
詐欺を働く側に立って考えてみると、「同じ手間なら高額な商品を騙し取る方が効率がいい」と言うことがわかる。「すり替え詐欺」は値段に関係なく、『メルカリ』で商品を購入=>商品が届く=>クレームをつけて偽物を返品する=>返品したので『メルカリ』から購入代金が返還される、と言う手順なので、盗み取りたい商品がなんであれやることは同じ。ならば、高額な商品の方が利益は大きい。
まぁ昨今の「闇バイト」の収益例を見ると、「たった数万円」でも強盗をするモチベーションになるらしいので、「いくらから高額か」と言うところを犯罪者と擦り合わせるのは難しくなってきている。一応、以下の動画を見ると、「4万円」での被害もあるようなので、だいぶ油断はできない。
とりあえず筆者は、安心できるルールづくりが達成されるまでは、「1万円以下」の商品しか『メルカリ』には出さないことにする。
なので、現在『メルカリ』に出品している1万円以上の商品は公開停止にして、『メルカリ』はもちろん、警察、詐欺師の動きを観察していこうと思う。
「自分は詐欺に遭わない」とタカを括るのが一番ダメ
そんな根拠はないからね。あと、そう言う「脇の甘いヤツ」から騙されて痛い目を見るのが世の常なので、気を引き締めるべし。詐欺もそうだけど世の中は「トラブルにあったもん負け」なので。