1年限定のワンルーム生活で気づいた、住処が与える心理的影響

 現在、『レオパレス』の20平米ワンルームに夫婦で暮らしている。

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 上記のように「物件の設備」には不満がいっぱいだが、最初は「1年だけだし、狭いけどコストも安いから問題ない」と思っていた。筆者らは引っ越しが多いので物は少なく、夫婦の距離感も良好だったので、しばらくは快適だった。

 

 ところが、時間が経つにつれ小さな不満が積もってきた。オンライン会議が重なれば声が干渉するし、片方が休憩しているときにもう一方が仕事をしていると落ち着かない。

 

 さらに、以下のように体調を崩したときは逃げ場がなく、気を遣いすぎて余計に疲れることもある。幸いにも近くに妻の実家があるので緊急避難はできるが、それでも根本的な解決にはならない。

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 やはり「20㎡のワンルーム」は以前住んでいた2DKのマンションと比べると、物理的にも精神的にも緊張感がある。どれだけ仲が良くても、一人になれる空間は必要なのだと実感した。1LDKなら寝室とリビングを分けられるし、2DKなら趣味や仕事部屋も確保できる。狭い空間は関係を深める一方で、ストレスも増幅させる。

 

 今の暮らしは相性の良さで成り立っているが、それに甘えるわけにはいかない。むしろ関係を続けるためにも、住処は「繋ぎ」だったとしても1LDK以上が安心だと思う。空間の余裕は、心の余裕にもつながるから。

 

 とはいえ、「20㎡のワンルーム」に住むのも残すところあと半年。移住が楽しみである。。