8月から始まった業務改善アルバイト。2回目の出勤でやったことは「担当者の業務を見学し、どこで時間がかかっているのかを把握する」ことだった。実際に作業を間近で見せてもらうと、想像以上に「職人芸」に頼った業務が多いことに気づかされた。
特に問題なのは、お客さん→営業→我が部署と情報が流れてくる過程で、「希望が抽象的なままの文言」で我が部署に届くケース。こちらでは、その曖昧な文言を「翻訳」して具体的な業務に落とし込む必要がある。この翻訳スキルは一部の担当者が持つ独自ノウハウで、簡単に他の人が肩代わりできない。結果として作業時間は長引き、人員を増やしても効果は薄い。もしこの「職人」がいなくなったら、業務が止まるリスクすらある。正直、かなり危うい。
一方で、他部署との連携で解決できそうな課題もあった。たとえば、自社サービスのDB検索。今は管理画面の検索機能が貧弱すぎて、1件ずつ人力で確認している。これをSQLで直接検索できるようにすれば、一気に効率化できるはず。検索用にレプリケーションしたDBを用意し、『Sequel Pro』などのGUIツールで接続してクエリを流す。共通で使う検索クエリはテンプレ化すれば、エンジニアじゃなくても簡単に使える。これはシステム部に協力を依頼すれば実現できそうだし、最悪自分で設定してもいいと思っている。
とはいえ、これらの改善は部署間の調整が必要で、時間がかかる。下手をすれば「何の成果も得られませんでした!」となる可能性もあるので、我が部署内だけで完結できる改善にも並行して取り組む必要がある。
ここまで考えてみて改めて思う。「俺、バイトだよな?」と。だが労働条件も人間関係も悪くないし、せっかく任されたのだから、できる限り力になりたいと思っている。