「スパーリングの作法に厳しいおじさん」の新作

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 筆者が格闘技を始めたてくらいの時によく見ていたチャンネル。このチャンネルの動画が別のチャンネルで「スパーリングの作法に厳しいおじさん」と評されていて、「確かに作法は大事だよなぁ」と思う一方で、最近は「それも含めて練習じゃないか?」と思ったりもしている。

 

 筆者は格闘技歴は11年目であり、その間、いろんな人とのスパーリングでいろんなケガをした。正直、鼻血やあざ程度は全然気にならなくなっている。

 

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 確かに、「攻撃をクリーンヒットさせたら激昂してガチスパーにしちゃう人」や「技の練習ではなく、相手を痛がらせることを楽しんでいる人」、「意図はないけどスパーリングが始まると無我夢中で全力で攻撃してくる人」など、格闘技ジムには「危ない人」は結構いる。

 

 筆者はこういう人と練習することになるのは「事故」みたいなもんだと思っている。もちろん、倒せるならこういう人は相手の身体を多少壊しても倒して退けたらいいと思うが、それができないときはこちらの「危機回避の練習」になると思っている。

 

 どうすればそういう「危ない人」とのスパーリングをしのげるかを、瞬時に、かつ、必死に考えて実行に移すのは、現実世界の危機回避に役立つと思っている。

 

 実際に「危ない人」が圧倒的に自分より強くても無傷でスパーリングの時間をしのぐ方法はいくらでもある。「急所の防御に徹する」、「こちらも全力で打ち込んで様子見合いの時間を作る」、「リング中を逃げ回る」、「わざとダウンしてゆっくり起き上がる」、「クリンチして長めに抑え込む」など、「危ない人」と馬鹿正直に立ち会わなくても3分くらいのスパーリングの1ラウンドなんてあっという間に終わらせられる。ラウンドが終わったら「やめます」とか言ってリングから出てしまえばいい。

 

 生きていれば「危ない状況」なんていくらでもある。その時に自分を守れるかどうかは、「危ない状況を切り抜けてきた経験」がモノを言うと思っている。

 

 もちろん、スパーリングはスポーツとしての格闘技の練習であり、危ない状況に対応する練習ではない。なので作法は守られた方がいいに決まっている。が、「スパーリングの作法に厳しいおじさん」も10年近く定期的にスパーリングの不作法について警鐘を鳴らしているように、不作法は無くならないのである。であれば、これもいい練習だと思って取り組むのもいいんじゃないかと個人的に思っている。