「kindle unlimitedで『まんがで読破』シリーズを読破する企画」の第二弾は島崎藤村の『破戒』。
こういう「差別を扱った作品」を読むと筆者が大学生のころに初めて書いたレポートを思い出す。レポートは「ホロコースト」についてまとめたモノだった。このレポートは、「ナチスの行動がいかに合理的でないか」みたいなことを事例を集めてまとめただけの「誰でも知っているつまらない内容」になった。そうなったのはサボったからじゃなくて、単純に「差別はよくない!、する必要はない!」みたいなスローガンで悪を糾弾することに酔っていたからだと思う。まぁそれはそれとしてそんなに悪いことじゃないけど、考える機会がある大学生がやるにはあまりもつまらないし、もったいない。
筆者という人間が労力を使って書くなら、大事にすべきなのは、「どうしてそうなってるのか」、「自分の周りはどうなってるのか」とか、一歩踏み込んだり、もっと具体的にした視点で調べて、考えて、書くことだったと思う。
まぁ35歳(1990年生まれ)の今(2025年12月10日時点)、それに気づいてこういう文章が書けているのは成長したと喜んでいいように思った。