資本家叩きのための本じゃなかった

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 以下の企画の6冊目。

 

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 小林多喜二の『蟹工船』をはじめ、広くプロレタリア文学の土台となっている本書について、「資本家の悪事を告発する本」だと思っていたが、そうではなかったように思う。

 

 本書を読むに、資本家は資本主義の構造の中でそれぞれが合理的にふるまっているだけで、どこかに悪意があるわけじゃない。本書は「どうして資本家がそうふるまうのが合理的なのか?」を資本主義の構造と合わせて解説してくれている。

 

 また本書は資本家だけでなく、労働者にも「地獄のような労働環境が出来上がる仕組み」を教えてくれているので、自分がそういう労働者にならないようにするための示唆を与えてくれる。

 

 まぁこの辺はストーリー仕立ての『蟹工船』の方がイメージしやすいかもしれない。

 

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 これを読んでて思い出した曲。

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