俺の「備えあれば憂いなし」

 筆者がオルカンへの投資をしていたり、お金を「ある程度」持っておいたり、自給自足のスキルを持とうと考えている理由は、「今すぐ必要だから」ではない。むしろ、それらがあることで将来に対して焦らずに済む、という精神的な安定を重視しているから、である。

 

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 人は「足りなくなりそうだ」と感じ続ける状態が大きなストレスになる。現状はギリギリ何とかなっていても、「もしアテにしている要素の1つでも崩れたら、今の生活を維持できなくなる」みたいな状態だと、日々生きた心地がしなくなる。

 

 まぁあえてそういう現実から眼をそらすことによって生きてる人もいるけど、筆者はそういう現実逃避も感心しない。


 筆者はそういう不安を味わいたくないし、現実逃避もしたくないから、「足りてる状態」を維持したいのである。

 

 オルカンは将来の選択肢を閉ざさないための手段であり、永続的な成長を信じ切る対象ではない。世界の企業にお金を分散して賭けても、「賭場」そのもののルールが変わりうるようなこともなくはない。

 

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 お金もまた、消費や贅沢のためというより、望まない状況から撤退できる余白を確保するために必要なもの。「買いたいモノ」があるからお金がいるんじゃない。だからずいぶん「スリム」に暮らしている。

 

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 そして自給自足のスキルは、制度や市場が不安定になった場合でも「最低限は生きていける」という感覚を与えてくれる。いつもいつでもお金でモノが買えると思ったら大間違いである。

 

 これらに共通するのは、実際に使うことよりも、「使わずに済んでいる状態」を維持するための装備だという点である。持っているからこそ落ち着いて判断でき、極端な選択に追い込まれにくくなる。

 

 大切なのは、特定のリソースに依存しすぎない距離感を保つこと。安心のために持ち、安心を壊さない範囲でやり取りする。そのバランスこそが、長く健全に生きるための現実的な戦略だと考えていることは、2026年も変わりそうにない。