ゲームは腐らないが価格は下がる
ゲームは時間が経っても腐ることはない。
パッケージが汚れることはあるかもしれないが、それはゲームの中身にはなんの影響もない。
ゲームの品質は時間と共に変化することはないが、ゲームの価格は時間と共に下がる。
ゲームを買った人にとっては、基本的にゲームはクリアしたら用がなくなるものであるから、やられたゲームは中古市場に流れる。まさにYSPである。
中古市場に流れたゲームを誰かがプレイし、また中古市場に戻す。
それが繰り返されると、多くの人がそのゲームをクリア済みで、用済みになる。
そうなると中古市場でそのゲームは流動しなくなるなるので価格が下がる。
その下落幅たるや、缶ジュース1本分の値段くらいまで下がる。
送料の方がゲームソフトより高くなることなんてよくあること。
最新機種でもプッシュされているのはレトロゲームだったりする
ゲームとしての「旬」が過ぎてしまったが、ゲームの面白さは変わらない。
現に最新機種でも、人気だった面白いレトロゲームがやれること売りにしているサービスがある。
古くても面白いものはやりたいのである。
プレイするゲームは自分にとって「新しいもの」であればいい
ゲームの世間的な「新しさ」はどうでもいい。
学校に通っていて、かつ、暇だった小中学生時分はそういう「新しさ」は、友達との話題になるので必要だったかも知れないが、社会人になった今はそんなものはどうでもいい。
それに、最新機種の新発売のゲームだから面白いわけではない。
仮にPS5で新発売のゲームだったとしても、そのゲームに「新しさ」がなくて、「昔見たことあるような要素ばかり」のゲームだったら「新しさ」など感じないだろう。
「新しさ」とは、そのゲームに出会ったプレイヤーが見出すものである。
なので、「最新機種で出た」とか「最近発売された」とかはどうでもいい。
自分がまだ出会ったことのないゲームであればそれは、「新しい」のである。
そんな「新しいゲーム」をやりたいのである。
少ないお金で楽しめるのが個人としては一番いい選択
自分にとっての「新しさ」を求めるのに、必ずしも最新機種の新発売ゲームをフルプライスで買う必要はない。
むしろ、そこに「新しさ」がありそうであれば、世間的に「古い」とされているゲームこそ積極的に手にとっていくべきだ。
最新ゲームのフルプライス分のお金でとんでもない量のゲームを手に入れることができるから。
安く手に入れたゲームをプレイして幸せになって、浮いたお金を投資に回して資産を増やし、さらに人生を豊にする。
これこそ個人としては一番いい選択であると考えている。
「ゲームメーカー存続のために新品を買え!」みたいな論調もあるが、いちゲームプレイヤーとしては知ったことではない。作ったゲームのマネタイズを考えるのもゲームメーカーの仕事である。
ゲームプレイヤーの善意や妥協をあてにして売り上げを狙うのは企業のやることではない。
こちらは支払う理由のないお金は一円も支払うつもりはない。