あんまり人に伝わらない九州地方に移住するというリスク

あんまり伝わらない九州地方に移住するというリスク

 筆者は「海で遊べる暖かい地域」に住みたいと思っている。色々検討して、実地調査をしている過程で、「宮崎県宮崎市」が今のところ最も魅力的な移住先であると考えている。

 しかし、移住のための調べを進めていくと「九州地方に移住するリスク」はだいぶ高いということもわかった。これは「九州地方が悪さをしてるから危ない」ということではなくて、「九州地方を取り巻く外的な要因」がだいぶ危ないのである。その「危なさ」として主に懸念しているのは『「赤チーム(中国、北朝鮮)」による侵略戦争』と、『「南海トラフ地震」の発生』である。

 独自に調べた筆者からすると、これらの懸念は皆まで言わずとも「普通に起きうる危険だから、九州地方にあえて移住するのは危ないよね」ということがわかるが、これを他人に話しても、「え?危ないの?なんで?」とか「いやいや、(根拠はないけど)そんなことはたぶん起きないよ」みたいな反応をされる。

 そういう反応に対していちいち全てを詳細に説明するのは面倒くさいので、ここにメモとしてまとめる。

zaitaku-tushin.com

「赤チーム」による侵略戦争の懸念

 九州地方への移住に関して、「地政学的リスク」がでかい懸念である。「赤チーム」(例:中国や北朝鮮)が「台湾」と「韓国」に対して侵略戦争を仕掛けた場合、九州地方はその地理的近接性から直接的な影響を受ける可能性が高い。具体的には、「台湾」や「韓国」を対象とした「赤チーム」の軍事行動が行われた際に、九州が戦闘の拠点や後方支援基地になるリスクがある。さらに、九州地方には自衛隊や米軍基地が集中していることから、これらが攻撃目標となり得る点も、住民としては怖い。

 加えて、「赤チーム」のような独裁国家においては、侵略戦争が現実的な経済政策の一環として検討される可能性もでかい懸念である。経済が停滞し、国内の不満が高まる中、軍需産業の活性化や愛国心の喚起による権力基盤の安定化を目的として、侵略行動が選択される余地がある。特に、侵略戦争で領土や資源の獲得が成功すれば、その経済的利益が短期的な政策目標を達成するための「カンフル剤」として機能し得る。

 このような背景から、仮に「赤チーム」が軍事行動を起こした場合、九州地方はその最前線に位置づけられるため、日本の他の地域と比較してリスクが格段に高いということがわかる。さらに、戦争が発生すれば「戦地からの避難民の大量流入」、「物流の混乱」、「物資不足」といった間接的な影響が九州地方での生活に深刻な問題をもたらす可能性もある。

「南海トラフ地震」が起きる懸念

 まぁこれはメディアでも散々取り上げられていることだから、こっちの方は「起きた場合の懸念」は上記の「戦争の懸念」よりは伝わりやすい。これは簡単にまとめると、「宮崎県宮崎市」の場合は、「震度7の地震と10~20mの津波が来る可能性がある」という懸念。

www.data.jma.go.jp

 ただし、「巨大地震が起きるか」については、筆者の体感として「ノストラダムスの大予言」的なファンタジーとして捉えてる人が多い印象。これについては「地震予測の精度の限界」があるので、「いつ、どこで、どれくらいの強さで起きる」ということは言えないからしょうがないかもしれないけども。

 とはいえ、気象庁はほぼ毎月くらいのペースで調査を報告してくれている。これを見てるか見てないかで現実の事として捉えられるかが決まりそう。

www.jma.go.jp

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大事なのは「リスクと向き合う事」

 上記の通り、九州地方への移住には「命が一瞬で消し飛ぶような危険に遭遇する懸念」がある。しかし、「大事なのはこの懸念とどうやって向き合うか」である。

 結局のところ、生きていて「完全に安全ば場所」なんて存在しない。『神聖かまってちゃん』が歌っていた通り、「歩いたら歩くだけ 死ぬ確率はあがる」のである。普段は意識してないだけ。ないものとして無視してるだけの話。

 ビビってたら何もできないのである。かと言って頭の悪いヤンキーのようにノーガードで構えているわけにはいかない。少し賢くなった我々がすべきことは、起きうるリスクをきちんと認識して、それに対して出来うる対策とそのコストを認識して行動することだと思うのである。

 長くなったので、リスクと向き合った結果については別の記事にて書くとする。