準備なくして成功なし
これまでの経験から、「何の準備もなくいつでもどんな時でも満足にエッチができるわけではない」ということを実感している。
現在、筆者は30代だが、体がより若くて健康だった20代でも条件が揃わなければ満足にエッチをすることができなかった。準備を怠った弊害がエッチの場でさまざまな問題を起こした。
今までに経験したエッチの準備不足による具体的な弊害は以下の通り。
- 勃起しない
- 中折れする
- 射精できない
- 眠くなる
「エッチは挿入と射精だけではない」という考えもある。それはそうかもしれない。
が、筆者はエッチをしたら挿入と射精はしたい。なので、上記のことが起きると非常にまずいのである。
追記:具体的な準備の方法
エッチをする前に俺が準備すること5選
エッチができる機会は限られている。少なくとも筆者は。
限られた機会を無駄にしないために、エッチに挑む際は以下の準備をしている。
エッチする前までは疲れないこと
「腹が減っては軍は出来ぬ」よろしく、「疲れていてはエッチはできない」。エッチはものすごく体力を使うのである。
エッチの前に疲れてしまえば、当然エッチはできない。勃起しなかったり、そもそも眠たくてエッチをしたくなくなったりする。体力はエッチの最重要リソースである。
しかし、一般的な流れとして、「エッチはデートの最後にする」というようになっている。朝から晩まで外で遊んだ後にようやく夜にエッチに至るのである。正直、これはエッチがしたい男性にとっては結構きつい。夜にはすでに体力が持っていかれている。
筆者はエッチ前には体力を温存するため、当日はなるべく疲れないようにする。もし、エッチ前に長丁場のデートが計画されている場合にはエッチを諦めるか、長丁場を省エネモードで過ごすと決めている。この辺はパートナーと事前に話し合えると良いが、上記のようなエッチをデートの最後に持ってくる、「自然な流れ」を求める女性は経験上、多いのでうまくいかない場合も覚悟しておくべし。事前に事情がわかれば「ロストエッチチャンス」のがっかりも減る。
お酒を飲まないこと
お酒を飲むと勃起しなくなってしまう。
よく「居酒屋で飲んで盛り上がった後で、ホテルに行く」なんて流れがフィクションにはありがちだが、リアルは違う。この流れは男性にとってはなかなか辛い。
お酒を飲むと気分は上がるが、体はアルコールにやられてぐったりしてしまう。この気分と体のアンバランスさを無視して、エッチをしても「興奮しているのに勃起しなかったり、体を動かしているうちに疲れて中折れしたり」する。あと、寝っ転がっていると眠くなるということある。
もし上記の流れの中で、エッチを満足にしたいなら、男性はアルコールは飲まない方がいいだろう。
満腹にならないこと
満腹だと体を動かすのが辛くなるし、何より眠くなる。なので当然、勃起もしにくくなる。
なぜか世間的なエッチに至る流れは、「ディナーからのホテル」となっている。エッチの前に食事を挟む習慣はよくわからないが。
ここで食事を摂りすぎて満腹の状態になると、体を動かすのが辛くなる。エッチはなかなかに激しい運動である。満腹状態で満足に運動ができる人はいまい。
エッチ前の食事の量は、絶対に満腹にならない量にすることを気をつけるべきだろう。
眠くならないこと
眠くなってしまうと勃起はできない。
眠い状態でエッチに挑めば勃起せず、辛うじて起きている状態では中折れしてしまう。
人間はそれぞれ、朝型や夜型など、個々人に適した活動時間がある。いわゆるクロノタイプである。
エッチは必ずしも夜にするものではない。エッチを「夜の営み」などと呼ぶからそのように錯覚してしまいがちだが、別にいつエッチしたっていい。ホテルはいつだって開いてるし。
なので、エッチは自分が最も活動的になる時間にすれば、眠くなく、体力が充実した状態でエッチができる。
リラックスすること
少ないエッチができるチャンスを逃したくない一心で、エッチ前に緊張してしまうことがある。こうなるとエッチに没入することができず、勃起しなかったり、中折れしてしまったりする。
確かにエッチはいつ何時でもしたいが、その機会は非常に限られている。限られた機会なのだから絶対にものにしたい。
しかし、このように意気込んでいては心も体も緊張してしまう。これでは「勃起しない、中折れする」といった身体的な弊害ばかりか、「エッチを楽しめない」といった精神的な弊害を生んでしまうこともある。
エッチの経験が少ないうちは、焦る気持ちがあるのは仕方のないことだが、「エッチの機会なんて作ろうと思えばいくらでもあるもの」と自分に言い聞かせてリラックスしたい。
エッチの成功パターンを確立するのが大事
エッチは簡単に成せるものではない。エッチには入念な計画と準備が必要なのである。
エッチを成功させるために必要なのは、自分の体の特徴を把握し、「一般的とされているエッチへの流れ」に盲目的に乗っからず、自分が一番活動できるコンデションである時にエッチに至ることである。「みんながやっていること」を真似しても幸せになれるとは限らないのである。
しかし、エッチは自分1人でするものではない。パートナーがあって初めてできる。なので、「エッチにおける互いの身体的、精神的都合」をよく話し合える関係を作ることも忘れてはならない。
しかし、こう考えるとゲリラ的に発生する「ラッキーエッチ」をものにできる人はすごいと思う。