- 現金を持っていると衝動買いをしてしまう性分
- 衝動買いは幸せに貢献しない
- 衝動買いを抑えるために現金を使えなくする
- お店が多様な支払い方法に対応するまでは現金を持たないことは効果的
- 根本的には「お金を使わない目的」を意識することが必要
現金を持っていると衝動買いをしてしまう性分
買うつもりはなかったのに、なんとなくお腹が空いてたから、ちょっと美味しそうに見えたから、食べ物を買う。
もう少しで家に着くから水が飲めるけど、喉が渇いたから、なんか美味しそうだから、その場で飲み物を買う。
そんなとき、現金を持っていれば買いたいと思ったときには買っている、ということが多かった。
衝動買いは幸せに貢献しない
衝動買いはその時に生じた欲を満たす買い物である。
これは欲は満たせるが幸せにはなれない。買い食いをしてもせいぜいお腹がいっぱいになる程度である。
幸せになるには、自分が幸せになるためのものを手に入れる必要がある。
それは仮に食べ物でも、単純にお腹を満たすためのものではないはずだ。
衝動買いを抑えるために現金を使えなくする
基本的に現金であればどんな店でも支払いをすることができる。
ならば、まずは現金を持たないことで自分が買い物ができる店を減らしてやれば、衝動買いを避けることができるのではないだろうか。
例えば、ついついよく立ち寄ってしまうラーメン屋や松屋、お店じゃないけど飲み物の自動販売機などはクレジットカードが使えない。現金を持たないだけでこれらの店に立ち寄ることはなくなる。
現金を持たないことが衝動買いを抑える第一歩になる。
お店が多様な支払い方法に対応するまでは現金を持たないことは効果的
しかし、そのうち今は「現金のみ対応可」としているお店もクレジットカードや支払いアプリに対応してくるだろう。
そうなれば新たな衝動買い対策を考えなければならない。
が、現状は現金を持たないだけで衝動買いを抑えることができる。
根本的には「お金を使わない目的」を意識することが必要
物理的にお金を使えないようにする作戦での支出削減には限界がある。
究極的には、お金を使おうと思えば、自分で設定した障害をぶっとばしてお金を使うことができるからだ。例えば、キャッシュカードを持ってATMでお金を下ろすとか、一緒にいる人がいたら借りるとか。
お金を使わずに貯めておきたいなら、そうする理由をきちんと自分で把握しておく必要がある。なんのためにお金を貯めておくのか、貯めたお金でどんなふうに幸せになれるのか。
お金を持っておくメリットが自分の中で腹落ちしていれば、上記のような「小手先の対策」をしなくてもお金を貯めることはできる。(もちろん「小手先の対策」はいざという時のストッパーになってくれるので、あった方がいいとは思うが。)