前提
筆者の属性は以下の通り。
・年齢:32歳
・手取り月収:37万円
・家族構成:2人(共働き)
2年前から年間258万円を使わずにおいている
現在は生活防衛資金を現金で180万円残して、その他は「eMAXIS Slim S&P500」に入れている。その額が年間258万円。
2021年の月間生活コストの平均は約14万円だった。これは贅沢をしてこの値段だったのでいざとなればさらに切り詰めることもできる。
なお、この金額は筆者1人で稼いだ額と、使った額である。
世の中お金を使わないで取っておくことができない人が多いらしい
収入が低いからお金を貯めておけないなどと曰う人もいるかもしれないが、収入が低ければそれに合わせた支出で生活すればいい話。
例えば、時給1,000円のバイトで1日8時間、月22日働くとする。これで税引前で手取りが176,000円。税引後で141,207円。(計算しやすくするために以下では14万円とする。)ここから家賃50,000円、食費を30,000円使って残りが60,000円。家のネット回線と携帯の通信費で6,000円。残りが54,000円。遊びに10,000円使って残り44,000円。突発的な出費があったとして10,000円を見ておくとして残り34,000円。
毎月34,000円を1年貯め続ければ408,000円になる。貯金できるやんけ。
結局筆者がやっていることも、スケールは違えど、「なるべく多くのお金が残るように収入の範囲内で暮らす」という点で同じである。
また収入が多くても、その範囲内で暮らさなければ貯金はできない。
収入の多寡は貯金ができない言い訳にならないのである。
税金の計算:
自分が実践しているお金を貯めるためにやっていることを書いていく
収入の多寡によらず、収入の範囲内で生活すれば誰にでも貯金はできる。
それでもお金を貯められない人は財布の紐がガバガバなのである。
筆者がやっているのは、財布の紐を固くしめるために、買おうとしているものが、「本当にお金を払う価値のあるモノなのか」ということを徹底的に考えるだけである。
以下には検討した結果、買う価値なしと判断したものの例を書く。これを真似するだけで家計は相当に改善されるはずである。
外食はしない
お店で食事をする時に支払っている金額には、当然だが食事の材料以外のお金が含まれている。お店の食事の金額に含まれるのはざっくり、お店の家賃、人件費、光熱費、商品の広告宣伝費。さらに店の利益分の金額が入る。食材代や調理技術代なんて商品の総額のうち微々たるものだろう。
我々が外食した時に口に入れているものの金額は支払った総額の半分もないだろう。これって無駄ではないだろうか?
だったら外食で支払う総額分でいい食材を買って自分で調理して食べればいい。そうしたら支払った金額のほぼ全て分の価値を口に入れることができる。筆者はこっちの方がお得だと考えるので外食は一切せず、代わりにいい食材をふんだんに使って自炊をする。
自炊初心者はすぐに自分の満足がいく味を作れるわけではないが、自炊はやっているうちにスキルアップしていくのでやってさえいればいずれできるようになる。
家は買わない
「夢のマイホーム」なんて言葉が昔々にあったらしい。昔の人たちはマイホームならどこに、どんなものでもよかったらしい。
しかし、今は違う。家を買ってもそれが資産になるかどうかはわからない。資産になる家を買うには知識と未来予測が必要。しかも最終的には家が資産になるかどうかは運も必要になる。
家を買うには数千万円の資金が必要。しかもローンを組んだら金利も乗っかってくるし、ローン期間内は継続的に一定額を支払い続けなければならない。こんな恐ろしいことは筆者にはできない。そんな博打は打ちたくない。
一方で住むだけなら賃貸でも十分である。じゃ賃貸でいいじゃないか。じゃ賃貸に住もう。以上。
車は買わない
なんのために使うのかわからないからいらない。
移動は電車、バス、自転車、乗用車が必要ならタクシーだってある。なんで自分で所有する必要があるのか?いやないだろう。
各種任意保険に入らない
賃貸住まいなので掛け捨ての火災保険には入っている。これは好みで入っているわけではなく賃貸物件に入居する際に必須なのである。
それ以外の任意保険には入る必要がないので入らない。
そのことがわからない人はわかるまで以下の動画を見続けるといい。
大手キャリアのプランで携帯は買わない
もっと安く買える、使えるプランが山のようにあるから。
実際大手キャリアも携帯プランをぼったくりすぎて国に怒られて安いプランを作ったようだし。。
ゲーム・漫画などの嗜好品は新品で買わない
基本的には嗜好品は新品で買わない。
以下の記事に書いた通り、「新品で手に入れるのは最後の手段」にする。
特にゲームや漫画は値段が下がるスピードが速いので待てば待つほど安く手に入る。
コンビニに行かない
売っているものの値段が高いし、スーパーの営業時間内で買えば同じものが安く手に入るから。
コンビニに行かなければいけない時などないし、コンビニで贅沢したい欲望を解消できるほど安い人間でもない。結果コンビニに行く必要がなくなった。
サブスクに入らない
ついつい使っていないサブスクの存在を忘れて、利用料金だけサブスク運営会社に払い続けているということが起こりがちである。筆者も数回やらかしたことがある。
これは無駄なのでサブスクには一切加入しないことにした。
しかし、サブスクサービスが提供してくれるサービスに興味が出ることもある。
そういう時はメールアドレスを作ってサブスクに1ヶ月無料登録をするか、アカウントを持っている人にお金を払ってアカウントを貸してもらうようにする。もちろんアカウントの貸し借りは規約違反だと思うが、バレずにやる方法なんていくらでもある。大手サブスクなら周囲の人間のうち誰かしらアカウントを持っているので借りることは容易い。