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「しんどいことがなかっただけの日」をどう評価するかで「幸せになる難易度」が変わる

秋バテに注意しましょう(>_<) | Re.Ra.Ku

「しんどいことがなかっただけの日」をどう評価するか

 「負担の重い業務がなかった日」、「満員電車に乗らなくて済んだ日」、「特に何もしなかったおかげで体力を温存できた日」など、「しんどいことがなかっただけ日」をどう評価するだろうか。

 こういう日を「何もなかった日」とする人と、「しんどいことがなかったからものすごくいい日だった」とする人は、「幸せになる難易度」が不幸なほど異なる。

 「幸せになる難易度」は前者の方が高く、後者の方が低い。

 

「幸せになる難易度」は高い人は不幸のループに入る危険がある

 「幸せになる難易度」が高い人は、「楽しいこと」がないとその日の評価を0点にする。

 しんどいことがなかった日でも、何かのイベントがないと「楽しいこと」と感じることはできずに、「何もなかった日」とする。こういう日を喜ぶことができないので、「何もなかった日」が続くと、「自分は幸せではない」、「自分の人生は何もない」などと落ち込む。

 「幸せになる難易度」が高い人は、「幸せを加点方式で考える」ので、お金と時間と体力を支払って「楽しいこと」を買いに行かざるを得ない。

 買い物、旅行、外食、会食など、誰かに何かをしてもらうサービスを買って、その日の評価を「楽しいイベントがあった日」とする。

 しかし、これを続けるにはお金と時間と体力を支払い続ける必要がある。なので、労働から解放されることはできない。

 このタイプの人が陥る最も不幸なループは、以下の通りだと思う。

  1. 労働でストレスを感じてその日の評価にマイナス点を入れる。
  2. マイナス点を挽回するために、お金と時間と体力を支払って「楽しいこと」を買いに行く。
  3. 買った分だけ自分のリソースがなくなるので、また労働で取り戻す。(1に戻る)

 驚くべき不幸である。

 

「幸せになる難易度」は低いほどいい

 「幸せになる難易度」が低い人は、「しんどいことがない」だけでその日の評価を100点にする。

 なので、お金と時間と体力を支払って「楽しいこと」を買いに行くことをしなくていい。もちろん、その日の評価を100点以上にするために買いに行くこともするが、「マイナス点を補填するための消費」ではないので、「不幸のループ」に陥ることはない。

 

お金があれば「しんどいこと」を減らせる

 「しんどいこと」が原因でその日の評価が変動するのは間違いない。上記の2タイプの人もそれについては共通である。

 ではどうやって「しんどいこと」を人生から切り離せるのか。それは「もっているお金の量」がポイントである。

 生きていて「しんどいこと」をしなければならないのは、往々にして「お金を得るため」である。ならば、お金を持ってしまえば「しんどいこと」から距離を置くことができる。「お金があるから仕事は減らす」、「お金があるから好きな人とだけ付き合う」などお金がもたらす選択肢は「しんどいこと」を確実に遠ざけてくれる。

 

自分で自分を楽しませられれば大してお金はかからない

 他人に楽しませてもらうと、その他人お金を払う必要が出てくる。そういうサービスを買うのだから当然である。

 自分で自分を楽しませれば、他人に支払うお金は必要なくなる。

 不要な支出を無くすことができれば、お金が溜まるスピードは上がるので、「しんどくない人生」を手に入れるスピードが上がる。これは素晴らしいことである。

 筆者が実践している「自分で自分を楽しませる方法」の一例を以下の記事に書いているので、参考にして欲しい。

 

spreadthec0ntents.com

いつまで「消耗する」のか

 自分で「自分の幸福を感じるハードル」を上げて、不要なお金を使いまくる。そして使った分を働いて、ストレスを溜めながら取り戻す。溜めたストレス分を無くすためにまた不要なお金を使いまくるこのループで、一体いつまで「消耗する」つもりなのか。

 自分の人生を幸せにしない犯人は自分なのである。

 

www.youtube.com