- 自分自身の経済的自立だけで精一杯
- 大学費用は用意しておきたい
- 終身労働を前提に子供を作ればいい
- 経済的に支援してもらえるなら子育てを考える
- 子供を作らなければ気楽に楽しく生きられる
- ふりだしに戻る
- 結論
自分自身の経済的自立だけで精一杯
親「子供は絶対産んだ方がいい。私は産んでよかったと思った。だから子供は産んだ方がいい。」
オレ「しかし、現実問題子供を産んで、子供を大学まで行かせる資金を用意しようとすると概ね2,000万円くらいかかる。*」
* 子供1人を小中高は公立で大学のみ私立文系だった場合の試算。詳しくは以下の通り。
かかる費用の概算から子供を産むことの大変さを考える - とりあえずやってみた
オレ「さらに、我々夫婦が経済的に安心して死ぬまで生きるためには、それぞれが3,000万円ずつ持っていることが望ましい。*」
* 金融資産で3,000万円を持っている状態で、年約4%を取り崩す想定。今のところこれで最低限の生活はなんとかなる見通し。
オレ「しかし、今のペースで労働を続けても、自分自身が安心できる分しか稼げそうにない。だから子供は作らないつもりでいる。」
大学費用は用意しておきたい
親「大学費が高いようなので、これは奨学金で賄えば良いのでは?」
オレ「貸与型の奨学金を受けると、子供が借金を背負うことになる。これは子供から働かない自由を奪ってしまうので避けたい。本来は自分の生活が成立すれば必ずしも働かなきゃいけないわけではないのだから。」
親「労働は当たり前にするものでは?」
オレ「そう思う人があなたの年代(60代)に多いことは知っている。が、それは個人の感想にすぎない。」
オレ「さらに、子供が大学を出て仕事につけるかどうかもわからない。その時の経済状況によっては個人の努力ではどうにもできない場合もある。なので、そういう借金は可能であれば背負うべきじゃない。」
終身労働を前提に子供を作ればいい
親「3,000万円を作るポテンシャルがあるならば、その分を子供の費用に充てて、両親は終身労働すればいいのでは?」
オレ「そもそも終身労働は労働者がしたくてもできない可能性があるので、終身労働前提で何かをするのは賢くない。」
オレ「さらに終身労働するくらいなら、子供を作らずに経済的自立を目指して、安心安全で楽に暮らす生き方をしたい。」
オレ「結局、終身労働をはじめ、自分勝手な見積もりで高額な借金をすると、家計が破綻して、結果家庭も崩壊する事例はいくつもある*。それは親も子供も幸せにならない。」
* 趣味でよく見ている「お金がなくて家庭が崩壊するドキュメンタリー」の感想
オレ「さらに終身労働のためには、労働者として絶え間ないスキルアップが必要。子育てに時間と体力を持っていかれるとスキルアップのための勉強や練習ができなくなるという問題もある。」
オレ「なので働きながらの子育てには尚更積極的になれない。」
経済的に支援してもらえるなら子育てを考える
オレ「子育ての問題は全てお金にある。なので、とりあえず子供にかかる費用として2,000万円を22年間で一部、または全部をもらえれば考えてもいい。」
親「こちらも精一杯なので、お金は出せない。」
オレ「そうでしょう。こちらも精一杯なのでお金は出せない。奇しくも条件は一緒。」
子供を作らなければ気楽に楽しく生きられる
オレ「子供を作らなければ3,000万円を作る間も気楽に生きられる。」
オレ「まず、支出については大人だけの家庭であれば『お金を使わない』という選択ができるので、生活費をコントロールできる。」
オレ「次に、時間と体力を自分のために使えるので、お金を増やしたかったら副業、遊びたかったら趣味に時間と体力を使うなど、やりたいことに合わせて生き方をコントロールできる。」
オレ「また、仮にいろんな理由で失業しても、夫婦間で収入の穴を補完ができる。現状、我々の家庭はそれぞれ1人で2人分の最低限の生活費(合計24万円)以上を稼ぐことができている。」
オレ「以上から、子供を作らなければ、持続可能的に生活が破綻することはないし、自分たちの人生を楽しむために時間と金と体力の使い道を決めることができると考えている。こんなに安心安全で気楽な生き方はないと思っている。」
親「そんなに守りを固めなくてもなんとかなるって!」
オレ「根拠とかあるの?」
親「自分たち夫婦がそうだったから!」
オレ「自分の成功例は他人に再現できないので根拠にならない。」
ふりだしに戻る
子供を作らない理由をまとめると以下の通り。
- 夫婦がそれぞれ経済的に自立するのに、それぞれ3,000万円必要。
- 子供を育てるには2,000万円必要(奨学金など子供に借金を背負わせるのはなしの前提)。
- 夫婦は能力的にもモチベーション的にも3,000万円を作るだけで精一杯。
- 仮に夫婦が経済的自立を諦めて終身労働を覚悟したとしても、そもそも終身労働ができるかどうかわからない。
- 仮に終身労働をするならば、終身スキルアップもしなければ職を得られないので、そのために時間と体力を使うことになり、同じく時間と体力を使う子育てにそれを回す余裕はない。
- 子供を作らなければ安心安全な家計と、自分の好きな時に好きなことを好きなだけやれる自由を手に入れることができる。
親「子供は絶対産んだ方がいい。こちらはお金の支援はしないけども!子供を作れば、辛いことでも頑張る気になる。だから子供は産んだ方がいい。」
オレ「…(何言ってんだこいつ。。話聞いてたのか?)」
結論
とりあえず両親から経済的支援を受けられないことはわかった。