コレクションレベル100以下で手に入る単体で使いやすいカード
カードの効果を組み合わせれば、その強さは単純な足し算以上の効果を生むが、いつもいつでも都合の良い組み合わせを揃えることはできない。
以下で紹介するカードは、カードの組み合わせを選ばずに強力な効果を持っているカードである。
組み合わせによるシナジーを狙うカードと、これらの単体でも強力な効果を発揮するカードをバランスよくデッキに組み込むことによって、戦況に柔軟に対応することができる。
アントマン
手札にいつ来ても腐りにくいのが強み。
序盤に出せば、「このロケーションにたくさんカード出すぜ?」とプレッシャーをかけられる。
中盤・終盤にそれぞれのロケーションにカードが出ていたら、「どこを4枚にしてパワーを+4してやろうか」と1コストで大幅なポイント加算を狙える。
ナイトクローラー
カードを出した後に別のロケーションに移動させることができるので、「とりあえず出しておく」ということがやりやすい。
またカードの「移動」は「プレイ」ではないので、「このロケーションにカードをプレイできない」の制約がついたロケーションにも移動させることができる。
こんな便利すぎるカードが1コストなのは強い。
リザード
リザードのお得効果を止めたければ、「ロケーションに4枚もカードを出さないといけない面倒臭さ」を相手に押し付けることができる。
相手が狙っていないロケーションがわかったらリザードを出す。
あるいは、相手の枚数が中途半端なロケーションに出しておけば、「リザードを弱体化させるためにここを狙うか」など、相手の戦略を乱すことができる。
しかも、これがたった2コストでできるのは強い。
ミスター・ファンタスティック
お隣のロケーションのパワーを+2できるので、カードを出しにくい制約がついたロケーションにパワーを振ることができる。
中央に出せば3コストで全てのロケーションに+2して、合計+6のパワーを振ることができる。
とにかく便利。
ウルフスベーン
3コストで最大パワーが7になるカード。
ロケーションにカードが4枚溜まることは珍しくないので、最大パワーまで持っていくのはそれほど難しくない。
ただし、「増殖」や「トークン発行」などを持つ他のカードとのシナジーを使わないと登場は終盤にならざるを得ない。それでも強いとは思う。
パニッシャー
相手のカードが溜まっているロケーションに出せば3コストで最大パワー6になる。
正直、これによって大きなプレッシャーをかけられるとは思えないが、永続効果なので、序盤に出しても、終盤に出しても、それなりにプレッシャーになれるカードである。
ネイモア
まさしく単体で使えるカード。というか単体でしか使えないカード。
ロケーションを1つ占有してしまうが、1枚でパワー10になりえる。
4〜6ターン目の終盤にこれをガラ空きなロケーションに出すと、そこを取り返すために相手はカードを割かなければ、たった1枚にロケーションが撮られてしまうことになるので、いいプレッシャーになる。
アイアンマン
ロケーションの合計パワーを倍にできるシンプルなカード。
どんな状況でも大体使える。
ただ、これは終盤に番狂わせを起こすカードなので、プレッシャーには使えない。
戦ってる間に、「ここはアイアンマンが来たらパワーが倍になって取られるから、それを上回るようにしておくか」とはならないから。
コスモ
公開時効果のカードを封殺できる妨害カード。筆者のお気に入り。
しかも、カードを出すタイミングはプレイヤー次第なので、そのタイミングとロケーションを自分で選べるのが強い。
特に、同様の効果を持ったロケーションも出てきたりするので、それと組み合わせると、そのバトル中は公開時効果のカードの大半を腐らせることができる。
序盤は、これを出して、相手に「このロケーションにカードを出すのは嫌だから別のロケーションを狙うか」と思わせて戦略を乱す。
終盤は、相手の一発逆転の高コストの公開時効果のカードを潰せる可能性がある。
ただし、カードをめくるタイミングが相手からだった場合、この効果が適用されなくなるので注意。
プレイ動画
筆者のプレイ動画を以下にまとめています。