MENU

無能は仕事の提出サイクルを早めて、かつ、仕事の中身が相手に伝わる努力をすること

物量が多い仕事を任された時は、その仕事のレビューを細かく依頼すること

 無能は仕事の方向性を誤る場合が多い。

 

 特に物量が多い仕事においては、任された全体の仕事のうち、土台となる仕事の方向性が誤っていた場合、その仕事を誤った方向で進めると、その先の仕事も全て誤る可能性がある。そうなると、仕事全体の成果も誤ったものになってしまう。

 

 また、物量が多い仕事をレビューする立場の人も、細かくレビューを依頼された方が対応しやすい。その大変さは、仕事を任された立場と同じか、それ以上である。

 

レビューの際に自分の仕事の内容が相手に伝えられるように工夫すること

 仕事をレビューしてもらうにあたっては、「なぜそうしたのか」がレビュワーに伝わるように工夫する必要がある。

 

 仕事の成果が一目瞭然であればこの工夫はいらないが、そうでない場合、レビュワーはいちいち提出された仕事の成果から、「なぜそうしたのか」ということを想像しなければならない。これは難易度が高い。

 

 更に、物量が多い仕事に長期間取り組んでいる場合は、作業者自身の記憶も薄れている場合が多い。これでは、「なぜそうしたのか」という大事な情報を知っている人がいなくなってしまうので、非常にレビューの効率が悪くなる。

 

 なので、仕事の区切りを細かくして提出サイクルを早める工夫をしたら、今度はその細かく区切った仕事の中身がレビュワーにわかるようなメッセージを添えて、早いサイクルで仕事のレビューを依頼するようにしよう。