エリートランクを突破した所感 - とりあえずやってみた

　エリートランクを突破するとほぼ毎回以下のような、「低ランクプレイヤー」がいない際のマッチング画面になるので、嬉しい。

　これによって、「少しは気合を入れてプレイしているプレイヤー」と一緒に遊べる確率が高いことが保証される。

　敵との人数差とかお構いなしに、敵を見つけたら突進するのは「下手くそ」の特徴である。そんなカミカゼアタックはいくらディフェンス型でもフォローできんよ。。

　このゲームはプレイヤー1人のウデマエだけで勝てるものではない。

　5人のチームのウデマエの合計が相手チームよりも上回って、はじめて勝つことができるのである。

　勝つためには、味方チームに上手いプレイヤーがいないことよりも、味方チームに下手くそなプレイヤーがいないことの方が大事である。

　例えば、上手いプレイヤー3人と下手くそ2人のチームと、セオリーは理解している普通くらいのプレイヤーが5人のチームでは、後者が勝つ可能性が圧倒的に高い。

　上手いプレイヤーが相手チームにいても、味方チームに「セオリーは理解しているプレイヤー」が多くいれば、数でそのプレイヤーを潰すことができる。上手いプレイヤーといえども、数で劣勢になれば簡単にやられる。

　セオリーガン無視で好き勝手に動く「下手くそ」がいると、数で不利、かつ、試合中に無駄な時間ができてしまい、有利な盤面を作るためのレベリングや集団戦で不利になる。

　とりあえず、「試合の各時間帯に何をしたらいいか」、「集団戦はどういう時に仕掛けて、どういう時に退くか」ということをテンプレ通りでもいいから把握して動けている味方が多ければ多いほど、不利な状況ができにくくなり、結果、勝てるのである。

　あと「下手くそ」が味方にいて負けると本当に腹立たしい。

　とはいえ、「下手くそ」とマッチングするかは運なので、これについて対策はできない。負ける心の準備をするしかない。

　「下手くそ」は当然、パーティー構成のバランスなんて考えないで、とりあえず使いたいキャラを使う。

　一見、好きなキャラを使ってゲームを楽しむことはいいことのように思われるが、このゲームでは全然違う。

　キャラごとの得意不得意を補い合えるようにキャラを選んでパーティーを組むのがこのゲームのセオリーなのである。

　「下手くそ」はそういうことはお構いなしに自分の好きなキャラを選ぶので、「自分以外は全員２進化ポケモン」なんてことは非常によくある。序盤から中盤の戦闘についてどう考えてんだか。いや、何も考えてないのか。

　しかも誰もルートを宣言しないし。

　まぁこれについてはもう少しシステム側が親切に教えてあげてもいい気はする。

　「パーティーのバランスについてのアドバイスを今よりもっと細かく出す」とか、「ルートを宣言しましょう！」みたいな提案をしてもいい。

　それがない今は、その辺は自分で他のプレイヤーから学ぶしかないわけだから、気合の入っているプレイヤーしかそういうことはしないだろう。

　「下手くそ」が多いエリート以下のランク帯で勝ちたければ、誰もやりたがらない役割を買って出ること。

　基本的に「下手くそ」はディフェンスとサポートのポケモン選ばない。

　故に放っておくとパーティー全員がアタッカーになる。

　これでは試合に勝てないので、せめて自分一人だけでもチームのバランスのために、好きかどうかに関わらず、ディフェンスかサポートのポケモンを選ぶと良い。

　特にディフェンスなら、代わりに敵の攻撃を引き受けて「下手くそ」の延命に貢献しつつ、自分も生き残れる可能性がある硬いキャラなので、チームに貢献しやすい。

　サポートポケモンが持つ回復技で「下手くそ」を硬くしてもいいが、やつらは体力の限り突っ込むので、回復させてやると無謀な戦闘を繰り返しがちなので、悩ましい。

　たしかに、「ヤドラン」は使ってて面白いが、逆にいうとこれしか使う機会がない。他にも使ってみたいキャラはたくさんいるのになぁ。

　エリートランクを突破するには、「最大まで強化したもちもの」とか「ゴールドメダルセット」とか、各ポケモンのコンボの習得とか、高度な読み合いとか、そういうものは全く必要じゃない。

　ただただこのゲームのセオリー通りに試合を進めればいいだけである。

　このゲームのセオリー通りに動くとは、つまり、以下の記事で紹介している「戦犯ムーヴ」をしないことである。エリートランクを突破するだけなら、本当にそれだけでいい。