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『魔女と百騎兵』(PS3)感想メモ

 

プレイ状況

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トロフィー攻略

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最新プレイ状況

 普通につまらないので、第3章までプレイして、時間がもったいないので損切りとする。(2023年4月7日)

攻略プラン

 「カジュアルモード」で11章までクリアして、ここで分岐用にセーブデータを分けておく。これを使って3つの分岐のエンディングを見る。

感想

ストーリーは「ノリと勢い」でできているので真面目にみる必要なし

 全てが唐突に展開されるストーリー。

 世界観も特に論理的でリアリティのある設定があるわけではないので、この世界ではいつ何が起きても不思議じゃない。プレイヤーのいる現実世界との類似点はほぼない世界のお話なので、終始「ぽかーん」とする。まぁそっちの世界のことなんで、現実世界の人間には関係なしという心構えになってしまい、ストーリーが頭に入らない。

 「不死身」だとか「無敵」だとかって話が出たら、もうその物語はどうでもいい。だってなんの緊張感もないもの。適当にその能力でゴリ押せばどんなことでも解決するんでしょうよ。プレイヤーが見守る必要はない。

 『ディスガイアシリーズ』もそうだが「日本一ソフトウェア」のゲームはだいたいこう言う感じなので、ここに文句を言う時点でアレなんだが。。

ノーマルモード」は理不尽に難しいのでトロフィー狙いなら「カジュアルモード」がいい

 このゲームはアクションゲームではあるが、例えば「デビルメイクライ」や「ゴッド・オブ・ウォー」のような、プレイヤーのスキルでなんとかするゲームではない。

 プレイヤーのアクションスキルより、レベルや装備といったステータスの強さがものをいうゲームである。

 こう言うゲームは、プレイヤーがアクションスキルを磨くよりも、レベルや装備を強化した方がすんなり攻略できる。

 アクションの質が高ければ操作の練習をする気にもなるが、このゲームは全然そう言う気にならない。

カメラワークとオブジェクトの配置が悪い

 このゲームは一応アクションゲームなのにカメラワークが悪い。

 カメラの操作がゆっくりだし、視点は主人公の真上から斜め下に見下ろす角度までしか見えない。

 上から見下ろすようなカメラ位置なのに、フィールドに木のオブジェクトが無駄に大きくて、敵キャラやアイテムが視認しにくい。上記の画像はフィールドでの戦闘中のものであるが、木(オブジェクト)にほとんど全てが隠れてしまっていて、見えづらい。

 こんな不便な画面設計で、敵との戦闘が一発くらえば大ダメージな緊張感のある戦闘を強いられると、敵にやられたときのストレスは半端じゃない。

繰り返し行う動作の演出が長いしスキップできない

 このゲームでは訪れた村の民家に攻撃を仕掛けて、アイテムを奪う機能がある。

 村には複数戸の民家があるが、それらを襲撃する際に1箇所ずつ10秒くらいの演出が入る。

 普通に見飽きるので飛ばしたい気持ちでいっぱいだった。

マップを「雑巾掛け」するのが苦痛

 ダンジョン内でまだ踏破していない部分は画像のように紫色になっており、踏破すると道が青色に変わる。

 青色に変わるのは、画像の「ミニマップ上の主人公の周りの小さな赤い円だけ」のため、プレイ画面には写っていてもミニマップ上は紫のままという現象が起きる。

 このゲームはマップが広いので、意識して舐めるようにマップを踏破していかないと、微妙に紫が残ってしまい、ダンジョンを行ったり来たりする時に「ここってまだ行ってない場所だっけ?」と誤解して、無駄な時間を食ってしまうことがある。

 これを避けるためにダンジョン内のマップを、仮に目視では踏破する必要がないと分かっていても、あえて踏まなければならないということが起きる。この「雑巾掛け」の作業が本当に不毛で面倒臭い。「不思議なダンジョンシリーズ」を見習って欲しいものである。

ダンジョンマップがやたら広くて面倒臭い

 本作のダンジョンは無駄に広い。広い上に、スイッチやワープ、フロア移動など嬉しくないギミックがたくさんある。

 このゲームは何をウリにしているのか本当にわからない。

 爽快な戦闘なのか、育成なのか、ノリと勢いのストーリーなのか、ダンジョン踏破なのか。

 正直どの要素も、どっかのゲームで見たものが中途半端な形で実現されているので、どの部分にも面白い要素が感じられない。