前回記事
「勝っても意味ないからこそ、せめて勝ちたいアマチュア試合」の話。
勝つには当然、自分のリソースを全力投入しての練習が必要。
左ミドルを人に思いっきり打った経験が少ないので頼りにできない
一番得意で信頼しているのは左の膝蹴り。
筆者は近距離ラッシュが苦手なので、近距離に持ち込まれると、パンチを被弾しながらでも1発左の膝蹴りを入れて、ダメージを与えつつ、距離を離すことができるので、ダメージと展開の再構築と言う点ですごく信頼している技である。
その次に得意なのが左のミドルキックである。
相手との距離感を掴んだらリーチの長い左ミドルは、空間制圧力とダメージに優れているので頼りにもなる。
これを効果的なタイミングで相手にガードの上からでもいいから当てていると、相手は左ミドルを警戒して動きが硬くなる。こうなれば、左右のローキックやパンチが当たりやすくなるので、こちらはより伸び伸びと攻めることができる。
しかし、この左ミドルキックは左膝蹴りと比べてスキが大きい技なので、ガードの上からでも相手にきちんと当てて威力を出すことが大事である。
相手に当てるのはそれほど難しくないが、威力を出すことは難しいと考えている。
原因はマススパーに慣れすぎてしまっているが故に、効かせる左ミドルキックを打つときの力の入れ方がわかってないからだ。
サンドバッグやミットでは「なんか威力がありそう」みたいな蹴り方ができているが、対人ではその感覚は掴めていないのである。
残り2週間ちょっとの間に威力を乗せた左ミドルを打ちまくって感覚を掴んでみる
理想は安保選手みたいに鋭く、速く、そしてガードの上から効かせるミドルキック。
もちろん、ここまでは無理だとしても、理想のビジョンとして設定して少しでも近づけるように練習していく。