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10月末のアマチュアキック試合に向けた練習メモ:強い人と戦うと課題がたくさん見つかる

前回記事

 体の軸をブラさずに動くべしな話。

spreadthec0ntents.com

近距離ラッシュを受けた時はガードの形を保ったままクリンチする

 近距離ラッシュを受けて、こちらが攻撃を被弾している場合はガードの姿勢を保ったまま相手に抱きつくようにする。

 ガードの姿勢を解いて、両手を広げてから相手を抱き抱えにいくことは絶対にやらない。ガードの姿勢を解いた時点でさらにたくさんの攻撃が顔面に飛んでくることになるから。

 奥手は顔面を守りながら、前手を伸ばして相手を抱き寄せるようにするのもいい。

体が力むので「相手を倒そう」という気負いをしない

 試合に向けたスパーで、お互いに力を入れて打ち合うようになると、「相手を倒そう」という気負いが出て体がガチガチに力む。

 体が力んだ状態では、攻撃は遅くて弱くなるし、ガードは雑になるし、ステップも体が重くて踏めなくなる。

 力むことは何もいいことがないのである。

 これは試合で最も注意しなければならないポイントで、絶対に「相手を倒そう」と気負ってはならないのである。

 試合では、練習でやったことに威力を乗せるだけである。実際のところ、倒すとか関係ない。実際に倒さなくても勝ちにはなるし、正直プロを目指すわけではないのだから勝ち負けはオマケである。

 冷静に、冷静に。

距離ごとにやることを決めておき、相手によってそれを変えない

 相手と相対した時に戦略を決めるのでは遅い。

 それにこちらはできることが少ないアマチュアの雑魚選手である。たくさんの技を持ち、それを状況に応じて組み合わせて使えるような上級者ではない。

 なので、試合ではあらかじめ距離ごとにやることを決めておき、何も考えずにそれを実行すればいいのである。

 実戦形式のスパーで初めての相手にも、いつも通りに技を振れるように意識して戦おう。

近距離ラッシュでは常に半身になって攻撃を打つ

 近距離ラッシュはたくさん練習しているのに、やはりまだ相手の正面に立って攻撃を振っていることがある。

 きちんと半身の姿勢を保ちつつ、相手のサイドに回りながら攻撃を打ち込む。これが大事である。

正面から近距離ラッシュをするなら頭を動かしながら攻撃すること

 相手に近距離ラッシュを仕掛けられて、こちらのステップが間に合わずに正面からの撃ち合いになったら、その時はせめて自分の頭を動かしながら打ち合うようにしよう。

 これで少しは顔面への被弾を減らせる。

 これを繰り返して相手の手数が減ってきたら、サイドに回ったり、プッシュして距離を作って立て直すようにする。