引越し先の物件を探しているとネット回線がVDSL方式であるものがある
いい物件を見つけて問い合わせをして、内覧して、すごく気に入った物件があった。申し込みをしようと仲介業者にその旨を伝えると、申し込みは可能とのこと。
いざ申し込みをする段階で仲介業者が「この物件はVDSL方式になりますが、リモートワークをされる際に大丈夫ですか?」と聞いてくれた。
しかし、VDSL方式について知らなかったので、どんなものか調べてみた。
VDSL方式とはなにか
VDSL方式とは「マンションやアパートなどの集合住宅で使用される光回線の方式」です。
通信速度 | 使用回線 | |
---|---|---|
VDSL方式 | 最大100Mbps | ・光ファイバーケーブル ・電話回線 |
光配線方式 | 最大1Gbps | ・光ファイバーケーブル |
LAN方式 | 最大1Gbps | ・光ファイバーケーブル ・LANケーブル |
簡単に言うとVDSL方式は速度が遅い回線である。
結局、気に入っていた物件ではあったが、VDSL方式なので借りるのを諦めた。
築が古い物件はVDSL方式の可能性がある
その後も物件を探してみると、築の古い物件はVDSL方式であることが多かった。
VDSL方式の物件は間取り、立地、賃料に優れたものが多い
VDSL方式の物件の多くは築が古いものが多いが、間取り、立地、賃料に優れたものが多かった。なので、「VDSL方式じゃなければ入りたい!」と思う物件はたくさんった。
リモートワーク前提の入居なら最高速度100MbpsのVDSL方式はやめたほうが良いと思う
どんな職種であれ、リモートワークならばビデオ通話はするだろうし、これまでよりもファイルのやり取りは多くなるのではないか。
VDSL方式だと、ビデオ通話の際に接続が切れたり、そもそも接続できなかったりしたり、ファイルの上げ下げの際に無駄に時間を食うことになるだろう。
これでは必死に仕事をしてもサボっていると思われかねない。
リモートワーク前提の入居ならVDSL方式の物件に入居するのはやめたほうが良いと思う。
ネット回線がVDSL方式ならばそれに見合うかどうかを考えるべき
ネット回線がVDSL方式の物件を借りるなら、ネット回線が遅いことに目をつぶれるだけの何かが欲しいところ。
例えば、賃料が安く済むとか、立地がいいとか、そういうメリットがないなら借りるのは控えたほうが良いと思う。
ネットは誰しも使うだろうし、回線が遅いとネットを使った作業の全てに支障が出る。貴重な時間は失うし、回線が遅すぎてできない作業も出てくる。
賃貸物件は、間取りや立地と同じくらい、ネット回線も重要な要素だということを理解しておきたい。