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『オーバーウォッチ2』をマッチングが酷すぎて30分でやめた話

 

マッチングが初心者に厳しい

 チュートリアルが終わってから、同じような腕前のプレイヤーと対戦できるらしい「アンランク」で遊んでみるも、明らかにこちらと実力差のあるプレイヤーに一方的なゲーム展開で負けてしまう。

 こちらはキャラの操作だけをチュートリアルで習っただけで、「プッシュ」とか「コントロール」とかの各ゲームルールを把握してない。

 これは同じように各ゲームルールがよくわかっていない初心者同士でワチャワチャやりながら学んでいければ面白かったと思うが、マッチングするのは毎回ゲームルールをしっかり把握していて、最適に行動してくるプレイヤーばかりだった。

 こういうプレイヤー達に揉まれて負けながら覚える、というのが『オーバーウォッチ2』が前提としているプレイヤーの成長フローなのかもしれないが、これはあまりに面白くないと思った。

味方プレイヤーも初心者に厳しい

 上記のようなマッチングシステムの厳しさに加えて、『オーバーウォッチ2』のプレイヤーが初心者に厳しい点もゲームをやる気を削いでくる。

 先述の通り、『オーバーウォッチ2』のチュートリアルを突破した時点では、キャラの操作の一部しか把握できず、キャラの役割やゲームルールについては全くわからない状態である。

 この状態でゲームルールとキャラごとの役割をしっかり把握しているプレイヤー達との対戦に放り込まれるので、初心者は味方チームのお荷物であり、敵チームの格好のエサになる。

 初心者が迷惑な存在になるので、それに対して味方チームからVCで罵倒される。

 まぁこれはVCをオフにすれば全く問題ないのだが、一度聞いてしまうと「『オーバーウォッチ2』のプレイヤーってこういう奴らなんだな。もう関わりたくないな。」と思ってしまった。

総評:ゲーム自体は面白いがチュートリアルとマッチングがクソなので初心者がゲームを楽しむために多大な努力が必要

 ゲーム自体は面白いものである。

 ただし、そのゲームの楽しさを味わうためには、プレイヤーが自らゲームルールとキャラの役割における最適な動き方を勉強したり、使用キャラの練度を上げていく練習をする必要がある。

 こういう努力が「ある程度以上強くなるなら必要」であるなら何も文句はないが、これを初めて30分未満の初心者プレイヤーに求めてくる『オーバーウォッチ2』の仕組みは本当に厳しいものだと思った。

 筆者が最近までやっていた『ポケモンユナイト』も同じような点で初心者に厳しい面もあったが、『オーバーウォッチ2』はそのはるか上を行く厳しさだったと思う。

 『ポケモンユナイト』の方がまだ初心者が「ゲームの入り口」にいる間は、ちゃんとゲームを楽しめるようなマッチングをさせてくれていた。

 完全にマグレだが、難しそうなトロフィーを獲得できたのは嬉しかった。