旅行に誘われることが多い
一緒に遊ぼうと誘ってくれる人間関係があるのはありがたいこと。
こういう人間関係は基本的には年齢とともに減っていくものなので、まだ自分がこういう関係性を持っているということは大事にしたい。
しかし、「旅行」というのがどうしても好きになれない。
今回はなぜ旅行が嫌いなのかを考えてみる。
旅行が心底好きじゃない理由
旅行が好きじゃない理由は以下の通り。
簡単にいうと、旅行の事前準備が大変で、旅行当日の計画実行も大変で、旅行で失う時間とお金と体力が旅行で得られるものに見合ってない、と思うから旅行が嫌いなのである。
旅行を計画するのが大変だから
旅行の計画は大変である。
さらにこれは旅行に行く人数が増えるほど大変になる。それぞれに好みや要望があるからだ。
まず、旅行先で何をするのかを計画する。これがもう面倒臭い。
旅行を持ちかけた人や旅行に乗り気な人はたくさんやりたいことが浮かぶが、乗り気でない人は特にやりたいことはないのでモチベが低い。
各人のやりたいことの落とし所をつけて、旅行期間の計画を立てる。これが本当にで面倒くさい。
次に、宿の調査と予約をする。これもだいぶ大変である。
旅行計画を遂行するにふさわしい場所にある宿を調べて、次にその宿はまともかをいろんなサイトで調べる。とはいえ、宿の全てをネットの情報だけで調べるのは難しいので、宿の満足度は当日の運次第なところもある。
これが終わったら宿の値段の比較をする。大富豪でない限り値段を無視することはできない。
宿の手配が終わったら、次は移動手段の手配である。旅行先への移動手段と旅行先での移動手段をそれぞれ考える。
電車、飛行機、車のどれが安いのか、それぞれの値段はいくらなのか、予約は通るのか、 といったことを調べる。
旅行は「時間とお金と体力」を使うので、それを準備するのが大変だから
旅行は時間とお金と体力を使う。これは間違いない。
幸い、今のところ会社員として働いているので「お金」は問題ないが、会社員ゆえに、「時間と体力」の用意はなかなかに大変だ。
仕事の忙しくない時期を見積もって、必要なら有給を取る。さらに旅行から帰った後に重いタスクがないような状況にしないと仕事に支障が出る可能性があるので、これも調整する。
これらは相当に面倒くさい。
旅行の道中は自分の思い通りに行かないから
旅行は計画を立てても、計画通りに進行することはほぼない。必ず「想定外」のことが発生する。
これを楽しめる心の余裕があれば良いが、そんなものはない。限られたなけなしの「時間と金と体力」で旅行に来ているのである。「想定外」によってこのリソースを無駄に奪われるのは本当に悔しい。
具体的には、観光地の混雑だったり、車の渋滞だったり、旅行メンバーの遅刻だったりと、旅行中に発生する「想定外」はたくさんある。また、それらを事前に想定する努力も相当に面倒くさい。旅行計画のコストが上がるからだ。
旅行中は「やらなければならないこと」が多いから
旅行には大体において目的がある。「あそこにいこう」、「あれを見よう」、「あれを買おう」、「あれを食べよう」などやりたいことは多い。生粋のインドア派にはこのモチベーションはわからないけども。
旅行はそれらの目的を達成するために行うので、例えば「ホテルの部屋で1日だらだらする」なんてことは許されない。たとえ、雨が降っていても、昨日の行動で体がだるくても目的を遂行するのである。
旅行の目的を消化させるスケジュールは普段やっている仕事よりもキツいことが多い。「もういっそ休日出勤で仕事してた方が楽だったな」と思う旅行もあった。
旅行には時間の制限があるから
旅行が「過密スケジュール」になったり、「当日の体調や気分」で行動できない原因は「時間の制限」が大きい。
極端な話、「旅行に飽きたら帰る」という条件で好きなだけ旅行先に滞在できれば、のんびりと気分で行動することができる。
これも大富豪じゃないと難しいかもしれないけども。
旅行ファンは同行者に上記の大変さに加えて、「一緒に旅行を楽しめること」も求めてくるところも辛い
100歩譲って、「お付き合い」として過酷な旅行に行こうとすると、旅行ファンは「一緒に楽しんで欲しい」と要求してくる。全くもって体育会系である。
とはいえ、旅行ファンの気持ちもわかるけどね。
非旅行ファンの旅行中は大体こんな感じ。