練習時間は限られている
プロでもアマチュアでも一緒だが、練習時間には限りがある。
限りある練習時間を意味のあるものにするためには、目的を持って練習しなければならない。
ここ最近は、だらだらスパーをやったり、実戦で到底使えないコンビネーションをサンドバックにぶつけたりしていた。これでは練習しても無駄で、ただ疲れるだけ。反省。
使用頻度の高い技やコンビネーションを重点的に練習する
する価値のある練習は、使用頻度の高い技やコンビネーションの熟練度を上げる練習だ。
使用頻度の高い技・コンビネーション
使用頻度順に並べると以下の通り。
- 右ジャブ
- 右フック
- 左ストレート
- 左ミドル
- 左三日月蹴り
- 左インロー
- 左膝
- ワンツー
- 右ジャブ左インロー
- 右ジャブ左ミドル
- 右ハイ
並べてみると単発ばっかりだし、ほとんどが利き手の左攻撃だった。
試合展開をイメージする
上記の使用頻度の高い技・コンビネーションだけを使った試合展開をイメージする。
ただし、想像上だと無限に理想像をイメージしてしまうので、あくまで現実にやったことのあるもの、かつ、やろうと思ってできるものに限定する。
こう考えると、意外とできることは少ないと思った。
対オーソドックスで右ボディのガードを空けさせて左三日月蹴りで倒す
現状、スパーではこの展開が最もフィニッシュになりやすいので、これを狙う。
そのために何で牽制するのか
相手の右側の腹にこちらの左三日月蹴りを入れたいので、その部分のガードを上げさせたい。
右側のガードを上げさせる
右の頭に手が上がっていれば、右の腹が空くので、そこに左三日月蹴りを入れやすくなる。
右ジャブ、左ストレート、左ハイキックでガードを上げさせる。
左側のガードを上げさせる
左をガードするために右足一本立ちになってくれると、力の入るミドルキックの軌道に近い左三日月蹴りが入れやすい。
右ジャブ、左インロー、右ミドル、右ハイでガードを上げさせる。
上記を踏まえて練習方法を考える
左の三日月蹴りを最も当てやすくするための練習だけをしていく。
左三日月蹴りの威力とスピードを上げる練習
三日月蹴りの威力とスピードを上げるために以下の4点の練習を行う。
対空時間を少なくするためにスイッチせずにその場で蹴る
攻撃のために足の位置を整えてから打つのではなく、攻撃のすぐ後に打てるように、その場で打つようにする。
パンチからスイッチなどはせずに、その場ですぐ蹴る。
威力を上げるために一番効く位置である肘の裏側を蹴る
今まで相手の肘のニュートラルの位置から少し下か斜め前を蹴っていたが、一番痛いのは肘の裏らしい。正しい位置を蹴って威力をあげよう。
ただし、この位置を蹴るためには相手にかなり近づく必要があるので、顔面に攻撃が飛んでくるキックボクシングでは難しそう。
相手のガードを固めた後ならなんとかいけるか。
蹴り足の多角線の肩を後ろの引いて蹴り足の威力を溜める
現状蹴っているのは以下のような中段三日月蹴り。この蹴りの方が遠い間合いから攻撃することができる。
しかし、対角線の肩を引くことはしていなかった。今後はこれを意識して蹴っていきたい。
ただし、この蹴りはムエタイのミドルキックのように「膝からから上げて、踵を回して脛を当てる」という行程では、威力を載せられないらしい。なので、ムエタイスタイルのミドルキックのモーションを相手に意識づけても、三日月蹴りのフェイントにはなりにくいか。
中足で蹴るための蹴り足の柔軟を行い怪我しないようにする
現時点で自分は全く足の指を反らせることができていない。なので、当てたいところに当ててもそれなりに痛いし、自爆したら足が腫れる。今足の指が折れていないのはただの奇跡である。
とりあえず「三日月正座」を1日15分やってみよう。
ガードを上げさせるための右ジャブ、左ストレート、左ハイキック、左インロー、右ミドル、右ハイの打ち方練習
とにかく速い攻撃で相手に次の展開について考える猶予をなくしてやる。
ジャブを速く打つ
足と一緒に手を出す。いつも手打ちになっているのでこれを意識したい。
速く打ちたいし、すぐに戻したいので当たった瞬間だけ拳を握ること。
ストレートを速く打つ
以下wip
インローキックを速く打つ
ミドルキックを速く打つ
ハイキックを速く打つ
とにかく速い攻撃で相手に次の展開について考える猶予をなくしてやる。