- 前回記事
- 大前提:自分の体の正面を相手に向けない
- 後手で相手を押さえながら右側に回り込んで攻撃する
- 右回りに対応されたら前手で相手を突き放して左ストレートを入れる
- 被弾しないように近距離ラッシュを有利に進める体力も必要
- 参考動画
前回記事
どの距離にしてもこちらの被弾を抑えないといけない。
大前提:自分の体の正面を相手に向けない
上記の「前回記事」で近距離ラッシュの中身について考えたが、結局のところ、攻撃を続けるには相手の攻撃を被弾していてはならない。その衝撃でこちらの体勢が崩されるので、こちらは力の入った攻撃はできないし、なにより相手の攻撃をもらうと痛い。
なので、近距離ラッシュ中に相手の攻撃をもらってはならない。
そのために、自分の体の正面を相手に向けながら攻撃してはいけないのである。
体が正面を向いていると、頭を守るものが何もないので、相手からの攻撃の全てがクリーンヒットになる。これではまずい。
なので、近距離でも常に、前手と奥手がしっかりガードの位置にくるような「半身」の体勢で相手と整体しなければならないのである。
後手で相手を押さえながら右側に回り込んで攻撃する
後手で相手の前手側の肩を押さえるようにして、相手のパンチを打ちにくくさせる。
その状態でこちらは相手の右側に回り込みつつ、前手で右ボディ、右フックを入れる。
こうすると攻防が一体となった「手堅い近距離ラッシュ」ができる。
右回りに対応されたら前手で相手を突き放して左ストレートを入れる
上記の状態でぐるぐる回りながら一方的に被弾してくれる人はいない。2〜3回攻撃を受ければ、相手は何かしら対応してくる。
相手の対応が始まったら、前手(右手)で相手を押し退けて距離を作る。この時に後手(左手)は脇を締めて左ストレートの発射体勢に入る。
相手の顔面が空いていたら左ストレート、ガードが高いなら左ミドル、ガードを上げながら前進してくるなら左膝を入れる。
被弾しないように近距離ラッシュを有利に進める体力も必要
上記で「手堅い近距離ラッシュ」はできるようになった。
一方で、近距離ラッシュは手数が多くなるので、ものすごく体力を使う。
なので、近距離ラッシュをしてもバテないスタミナが必要になる。
引き続き、ジムでは毎回、試合のラウンド時間x5のラッシュ練習は欠かさないようにやっていこうと思う。
参考動画
内容はほぼ以下の素晴らしい動画を参考にさせていただいた。