面白くても手間がかかるソシャゲは続けるのがしんどい
『ガーディアンテイルズ』をやってみて思った。
このゲームはすごく面白いが、「2Dゼルダ」のようなゲームなので5~10分くらいの時間にできるゲームではない。(もちろん短時間でできるライトなゲームモードもある。)
こんなゲームが無料でできることは大変な幸せだが、ソシャゲという枠組みで考えた時に、会社員である自分の生活には合わないと思った。
この面白いゲームに使うまとまった時間を捻出できないからだ。
ソシャゲには、5~10分くらいの時間で楽しめるのを求めている。もし30分〜1時間の時間をかけてじっくり楽しむゲームであれば、それはソシャゲじゃなくて据え置きゲームで良いと思う。そっちの方が面白いし。
これが『原神』のようなクロスプラットフォームでリリースされていれば、ソシャゲとしてではなく、据え置きゲームとして楽しめたと思う。
つまらなくても手間がかからないソシャゲはほしい
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面白さを追求すると、「短時間で、かつ、頭を使わない手軽さ」というものが犠牲になりがちだ。
忙しいし、頭も仕事のことでいっぱいだけど、それでもできるゲームをやって「遊んだ感」がほしい。そんなことをソシャゲに求めている。
そんなソシャゲの特徴は、「失敗がほぼない」、「誰でもできる難易度」、「複雑な操作がいらない」、「報酬がちゃんともらえる」ことだと思う。
そんなゲームの具体例には、『メルクストーリア』が挙げられる。
このゲームは本当に面白くない。やることはクエストをスタートさせてオートで戦闘してもらうだけ。一方で、面白くないがすごく手軽である。だってそれだけなんだもの。
このゲームに面白さは求めていない。手軽にできて、「遊んだ感」があればいいのである。忙しい人ほどこういうゲームがあっている気がする。
手間も掛からなくて面白いソシャゲは少ない
手間がかかる面白いソシャゲは、やりたいけどできない。手間がかからないがつまらないソシャゲは、やりたくない。特に会社員のソシャゲプレイヤーはこんなジレンマを抱えているのではないだろうか。
そんなゲームは残念ながら少ない。
そんなジレンマを解消できているのは、『クラッシュ・ロワイヤル』と『クラッシュ・オブ・クラン』くらいだと思う。(目的によってはプレイヤースキルがいるので常に手軽にできるかはわからないが)
手間がかかって、かつ、つまらないソシャゲ当然やらない
長所のあるソシャゲはまだマシである。「面白いけど手間がかかる」でも「つまらないけど手軽である」でも需要はある。
しかし、「手間がかかって、かつ、つまらない」というどうしようもないゲームもある。『ワンピーストレジャークルーズ』はそういうゲームだと思う。
まぁこれは「ゲームがどうこう」というより、「ワンピースを見るためのもの」だから、ゲームとカウントするのもおかしいかもしれない。
ゲームとして作っているか怪しいので、作りが荒い部分も目立つ。
ソシャゲの良し悪しはその人の属性によって変わる
以上のように、その人がソシャゲに使える時間、体力、気力がどれくらいあるのかによって、ソシャゲの評価は分かれる。
ただ面白ければいいものでもないし、ただ手軽なだけでもだめ。「どういう人の需要を満たせるか」か重要だと思う。それだけソシャゲをやる人とソシャゲは多様化している。
なので「なんか面白いソシャゲない?」とか気軽に聞きにくい環境になったと思う。