- 柔術とムエタイのジムにそれぞれ通ってみた
- 値段の内訳
- スケジュール
- 重課金した理由
- 格闘技重課金1週間目の記録
- 格闘技重課金2週間目の記録
- 格闘技重課金3週間目の記録
- ここから2023年2月まで柔術ジムをサボってムエタイジムに通う
- 約半年間だけ格闘技に重課金してみた感想
柔術とムエタイのジムにそれぞれ通ってみた
これまで柔術(ほんのちょっとだけ総合格闘技もやる)のジムにのみ通っていたが、打撃の練習ができないことに不満があったので、新たにムエタイジムに通うことにした。
ムエタイ・キックボクシングはこれまで通算7年間やっており、こちらは柔術と違って「どうやれば上手くなるのか」について自分で考えられるくらいの経験値を積めているので、やっていて本当に楽しい。
柔術はまだまだ知らないことだらけなので、まずは「教えてもらう」、「見て真似る」、「やられて真似る」を繰り返さねばらなず、やっていてなかなかに辛いのである。
値段の内訳
ジムを掛け持ちした場合の料金は以下の通り。
・柔術ジム:10,000円/月(スポーツ保険込み)
・ムエタイジム:13,000円/月(保険なし)
=>合計23,000円/月
なかなかの額である。
スケジュール
ジムを掛け持ちした場合のスケジュールは以下の通り。
柔術
・月・水・木:20:00~
ムエタイ
・金:20:00~
・土・日:10:00~
なお、平日は9:30~18:30で仕事をしている。
重課金した理由
月23,000円のジム代など、これまで払ったことがない高額な出費である。これは額面だけで見ると確かに高い。年間にしたら276,000円である。
しかし、この重課金によって得られるものもちゃんとある。実質的に高いかどうかはリターンも考慮しなければならない。
ジム重課金によって得られるものは以下の通りだと考えている。
・体力がつく。
・体が引き締まってかっこよくなる。
・運動不足にならず、健康になる。
・格闘技が身につくので強くなり、自信がつく。
・そのジムでしか身につけられない技や考え方を同時に複数得ることができる。
・柔術とムエタイを組み合わせて総合格闘技もできるようになる。(本格的にやるのはもう少し先の将来になる)
・毎日何かしらやることがあるので、「家でダラダラするだけの日」を過ごさずに済む。
・やっていて楽しい。(柔術はまだ微妙)
これだけのことが手に入って、年間276,000円の出費であれば、今の収入で考えるとそれほど高いとは思わない。
格闘技重課金1週間目の記録
スケジュール
・月曜:柔術2h
・火曜:休み
・水曜:柔術2h
・木曜:休み(休館により)
・金曜:ムエタイ2h
・土曜:ムエタイ2h
・日曜:ムエタイ2h
体が痛い
2022年1月から2022年7月まで、軽めの柔術しかやってこなかった(しかも結構サボってた)ので、当然体が鈍っている。
鈍った体に上記のような「プロ並みのスケジュール」が耐えられるはずもなく、筋肉痛や抜けない疲労で体が痛くてしんどい。。
これは続けていれば体が対応してくれるので、最初だけの辛さだと思う。
格闘技重課金2週間目の記録
スケジュール
木曜日にサボってしまったのが残念。。
・8/1月曜:柔術2h
・8/2火曜:休み
・8/3水曜:柔術2h
・8/4木曜:休み
・8/5金曜:ムエタイ2h
・8/6土曜:ムエタイ2h
・8/7日曜:ムエタイ2h
体が運動負荷に対応してきている
先週は柔術もムエタイも、練習後半になるとだいぶバテていたし、ムエタイ3連続の2日目からはアップのロープもきつかった。
今週は体が少しなれたのか、バテることはなくなった。
体は締まった気がするが体重は落ちない
以前より体は強くなり、見た目も引き締まったように感じるが、体重は落ちていない。
通常体重が72kg前後だったので、現状は太り過ぎだと思う。
体重が重くなった原因としては、毎昼食に白米(白米:玄米で5:5のもの)をおかわりしすぎていることがあると思う。今週はこの「おかわり習慣」をやめてみるようにする。(美味しいんだけどなぁ
格闘技重課金3週間目の記録
スケジュール
旅行に行ったので大幅に休んだ。。
・8/8月曜:休み
・8/9火曜:休み(旅行)
・8/10水曜:休み(旅行)
・8/11木曜:休み
・8/12金曜:総合3h
・8/13土曜:柔術2h
・8/14日曜:ムエタイ3h
ムエタイの日は疲れる
柔術と比べて瞬発力がいるからか、ムエタイの日は1日潰れるくらい疲れる。
3Rのミットでもキックや総合のジムに比べて蹴りが多い。ラウンド開始と終了時に左右十連打が入るのがとりわけきつい。まだまだ体が慣れない。
ムエタイのスパーから得た知見
- 攻撃の出し方にストーリーがないので、プレッシャーもフィニッシュもない。
- 相手の力具合に合わせて攻撃を振る。じゃないと練習にならない。
- サウスポーはオーソドックスの外に位置取ることを徹底する。
- 相手の攻撃が強くてもビビらない。当たっても死にはしないから大丈夫。
ここから2023年2月まで柔術ジムをサボってムエタイジムに通う
結局、上記のようにハードにジム通いをしていたのは最初の1〜2ヶ月だけで、そこから先は週1で柔術、週2~3でムエタイのジムに通っていた。
明らかに柔術のジム代が勿体無い。。
2023年2月でムエタイのジムを辞めて、柔術のジムだけに通うようにした。
理由はムエタイはケガが多かったのと、試合に出てなんとなく満足してしまったため。
2つのジムに通っていたときの主な出来事は以下の通り。
ムエタイのスパーリングで顔面に膝蹴りをくらって鼻が折れた
ムエタイの試合に向けて減量する
ムエタイの試合に出る
柔術をおろそかにしたせいで素人に秒殺される
約半年間だけ格闘技に重課金してみた感想
やる前からなんとなく想像していたが、平時にフルタイムで仕事しながら、2つのジム通うのはだいぶ難しいと思った。
柔術のジムだけに通っている時に比べて、「たくさんお金払ってるんだから行かなきゃ!」とプレッシャーがかかった分、ジムに行く回数自体は増えたと思うが、その分平日の活動に色々支障が出たと思う。
とはいえ、仕事をしながらもたくさん格闘技に触れられたのはいい経験だった。
また、ムエタイジムで柔術を披露したり、柔術ジムの総合スパーの時間にムエタイを披露することで、それぞれの場で珍しがられるのは気分がよかった。
やはりスキル自体は大したことなくても、それ自体が希少な場に身を置くことで、なんらかの「いいこと」があるもんだな、と改めて思った。
もう「格闘技ジムの掛け持ち」はやらないと思うが、やってよかったと思う。